わがまち紹介
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令和4年7月 わがまち紹介
弥生時代の生活や対外交流の様子を知り
日本文化の源流が学べる
大阪府立弥生文化博物館見学
写真で報告


大阪府立弥生文化博物館の常設展示は、第1展示室(目で見る弥生文化)、第2展示室(池上曽根ワールド)です。
入口には、アーチの輪があり、導入部に弥生の暮らしを実物大の竪穴住宅の一家を紹介しています。
第1展示室は、「目で見る弥生文化膳所の由来」で6つのゾーンに分け紹介しています。
第1ゾーン:米つくりの始まり
弥生時代に入り水田で米作りが本格的にはじまり定住、ムラが作られていった。
春、水田を耕すには鍬・鋤(スコップ)田下駄(地均し鍬)等が木製で作られた。
第2ゾーン:新しい技術の誕生
 弥生時代になると、自分で糸を紡(つむ)ぎ、布を織り、その布で着物を縫っていた事です。
縄文時代に布は作られていましたが編んでいく方法でした。
第3ゾーン:ムラ・戦い・クニ
3世紀の卑弥呼の住まい・ 高殿・政所・倉庫群・環濠・物見櫓や、他国の王の使者・裁きの様子・兵士・市のにぎわいなどの情景をことこまかく描きだしました。
第4ゾーン:弥生人
 弥生人の人面を描いた土器など弥生人の姿を集めていました。
第5ゾーン:交流
たくさんの資料を、「列島内の交流」と「大陸との交流」の小テーマにわけて見せています。
第6ゾーン:死とまつり
近畿の組合式の木棺と北部九州の巨大な甕棺の実物を展示し、墓の形式の地域による違いを示しています。
大阪府立弥生文化博物館は地元の遺跡にとどまらず、弥生文化全般を広く対象とする全国で唯一の博物館です


第1展示室入り口
弥生時代の衣装で出迎え

7つの輪で導入
導入部門と6つのゾーン

実物大の竪穴住宅
「かまど」と一家団らん

春の田ずくり
総出で協同作業

田ずくり道具
木製で鍬や鋤

春の水田
直播きで無く田植え

秋の稲穂刈
稲穂を刈と取る

石の道具
稲穂は石のナイフで

秋の収穫
稲穂は干して格納

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