わがまち紹介
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令和4年3月 わがまち紹介
歴史の散歩道(上町台地北コース)を散策しよう!!
日本一お寺が多い上町台地
大阪市中央区中寺
介護や福祉用具の学習・高津宮参拝
報告:1/2
月  日 2022年3月10日(木曜日)
集合場所 大阪地下鉄「谷町六丁目」駅 南改札口 集合
訪問先 大阪府社会福祉会館内(大阪府介護情報・研修センター)及び
大阪市中区寺中「歴史の散歩道」散策と高津宮参拝
 大阪府のコロナ感染者は、2月10日をピークに減少傾向に入り、3月上旬にはピーク時の半分近くなりました。
福祉用具常設展示場
 3月10日、大阪地下鉄「谷町6丁目」駅南改札口に集合し、谷町筋を南に向かい「大阪府福祉用具等常設展示場」に行きました。
谷町筋は上町台地のやや西側の高台を縦断しており、筋の西側の通りはやや勾配のきつい下り坂が多くなっていたりして、台地の上を通っていることを知ることが出来ました。
福祉用具常設展示場
 以前、平成22年6月17日 VG槻輪は、茨木市にあった「大阪府立介護情報・研修センター」で介護用具の研修を受けましたが、メンバーも入れ替わり、今回谷町7丁目にある「大阪府社会福祉会館」にある「福祉用具常設展示場」でベッドや車いすなど福祉用具等が約400点を展示しているとの事で、見学・研修を受けることにしました。
福祉用具を使って実技
 大阪府「福祉用具常設展示場」では、いつも相談員が居て、福祉用具を「見て」「触って」「試す」ことが出来、選び方・使い方等について相談にのり説明して頂けます。
今回、VG槻輪は、展示場のスタッフの方に1時間の予約をし、説明・研修を受けました。
 まず、「要介護認定」一次判定シミュレーションのお話からして頂きました。
次に各要具を実際に使っての使い方や注意点を説明して頂きました。
スタッフの方が言われた言葉「転ばぬ先の杖と言われる様に、保護具は早めに検討をすることが大事ですよ」は、大事だなと思いました。
動けなくなってから、このような所へ来れないと思います。
 見学後、みんなで近くのイタリアンレストランで昼食をとり、大阪市中区寺中「歴史の散歩道」へ向かいました。
大阪市中区寺中「歴史の散歩道」
谷町筋の寺・寺・寺
 戦国時代まで寺院は集中して建てられませんでしたが、天正11年(1583年)の豊臣秀吉によって大坂の城下町建設とともに大坂の寺町作りが始まりました。
なぜ、秀吉が上町台地に寺院を集めたのでしょうか?
 大坂城は、上町台地の北端に位置し、東は平野川・北は大川などが天然の要塞となり、西は東横堀川を開削し守りを固めることができました。
唯一の弱点だった南側の防御を強化するため、上町台地に寺を集中的に移転させたと言われています。
 大坂夏の陣で豊臣氏が滅亡し、徳川氏が大坂を支配する時代になっても、この路線は踏襲され、元和年間に大坂の寺町はおおむね完成に至りました。
江戸時代の大坂には11の寺町があり、うち2つは天満にありましたが、9つは上町台地に集まっていました。
時代によって変遷はありますが、上町台地の9つの寺町に180余りの寺院が存在していました。
 戦災を経た現代でも、なお多くの寺院が上町台地に集まっています。
寺院について厳密に把握できるデータはないようですが、経済センサス(総務省の調査)の事業所数(仏教系宗教)のデータを目安にすると京都よりも上町台地のほうがお寺が密集したエリアだと言えるようです。
 大阪市中区寺中「歴史の散歩道」を散策し、高津宮へ向かいました。
高津梅林
高津梅林の満かの梅_3月10日
 高津梅林では、丁度梅が満開で3月の第2木曜日の10日に「わがまち紹介」活動を調整してよかったと安堵しました。
高津神社の鳥居のある参道を進むと梅乃橋という小さな反橋があります。
現在は川も流れていませんが、その昔は梅川という川が流れていたそうです。
梅川は川下が道頓堀川につながっていたそうです。
その名の通り、このあたり一帯は梅の名所として知られていたとのこと。
現在もこのように梅園が有ります。
大阪名物「粟おこし」のパッケージの梅マークは、大阪天満宮の神紋の梅ではなく、ここの梅の花が由来だとも言われています。
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