令和4年2月 わがまち紹介 住民が生み出した「利便性と豊かさ」のまち 阿倍野 大阪市立阿倍野防災センター見学体 報告 |
月 日 | 2022年2月17日(木曜日) | ||||||||
集合場所 | 大阪地下鉄「阿倍野」駅 南改札出口 集合 | 訪問先 | 大阪市立阿倍野防災センター見学体験 | ||||||
2月17日、天気は良かったのですが、厳しい寒さと新型コロナの渦が襲撃して来ていたので、会員には自由参加を呼びかけ、計画通り大阪市立阿倍野防災センターで体験学習をしました。 阿倍野
阿倍野の歴史は弥生時代に始まったといわれ、「阿倍野」の地名の由来についてはいろいろの説があります。古代にこの地を領有していた豪族阿倍氏の姓からとする説、「万葉集」の山部赤人(やまべのあか ひと)の歌からとする説、古地名の「東生郡餘戸郷(ひがしなりぐんあまべごう)」の「餘戸(あまべ)」からとする説などがありますが、豪族「阿倍氏」説が最も有力とされています。 「あべの」の文字については、昭和18 年に、もとの住吉区から分区して、阿倍野区が誕生したとき、区役所の土地台帳が「阿倍野」の字を用いていたので「阿倍野」の字になりました。 とりわけあべの橋・天王寺駅周辺は、大阪の南の玄関口として各種の交通機関が集結し、多数の乗降客が行き交うターミナルです。周辺一帯は、大阪府内最大級のショッピングセンター(あべのキューズモール)や日本一の高さを誇る高層ビル(あべのハルカス)などもあり、活気のある商業地区を形成しています。区域全体としては、比較的閑静な住宅地として発展してきました。また、阿倍野区の高齢化率は市内でも高位で、いきいきとした長寿社会の実現と、快適な生活環境をめざして、都市基盤の整備など、今日まで、ふれあいとぬくもりのあるまちづくりが進められています。 大阪市立阿倍野防災センター
もしもの時に備えがあるのと、ないのとでは体の動き方が全く違うそうです。 普段から地震・火災・津波など親子で訓練や学習が出来ないか…そんなお悩みを抱いている方もおられると思います。 大阪市立阿倍野防災センター「あべのタスカル」は、いざという時の防災知識を親子で楽しく学び、体験できる施設です。 今回、わがまち紹介」活動では、1時間体験学習コースで学びましたので報告します。 「あべのタスカル」では、入り口で、キャラクターの「レスキューパンダたすける」君が迎えてくれました。 今回、私達の体験学習は次の順でスタートしました。 (1)おおさか防災情報ステーション: 防災センターのシンボルとして、入口正面に直径3メートルの大阪市域スクリーンで学習。 (2)タスカルシアター: 幅は部屋全面で、高さ6mの巨大なスクリーンで大阪に住むある家族の地震が起きたときの様子を想定した迫力ある映像でした。いざ地震が発生した時自分は、何が出来るだろうか考えさせられました。 (3)減災を学ぶ: 震災発生直後から避難するまでの間に取るべき行動を学びます。 地震が起こると、火災の危険性があります。お家の中で、みんなで手分けして火の元を消していきます。 食事の準備時間帯では本当に多くの火を使っていることに恐怖を感じました。 (4)消火を学ぶ: 天ぷら鍋の中に火が付いた時の初期の手順と実際に消火器を使い消火の実習をしました。 (5)津波避難を学ぶ: ガラス張りの建物から余震でどんどんガラスが割れ落ちてくる様がプロジェクションマッピングで再現され、足元に割れたガラスが飛んできてビックリしました。 津波に建物が浸水していく様子を等身大でリアルに写しだす演出も。テクノロジーを駆使した展示などわかりやすく、バーチャルに体験することでより深い防災・減災の学習になりました。
今にも崩れてきそうな木造の建物や、建物の看板の落下などありビックリです。ガス漏れや垂れ下がった電線からの漏電など、気をつけなければいけない危険な場所がいっぱいでした。 (7)震度7の体験: 起震装置と映像により地震の怖さを学びました。 最初に震度3か4の揺れを体験しました。次に震度7を体験して震災に対する考えを改めることができた。 これが本当の地震だったら、立ってはいられない。地震の恐ろしさと対策の大事さを痛感しました。
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