VG槻輪(きりん・kirin)VG槻輪わがまち紹介 わがまち紹介
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令和元年12月 わがまち紹介
京の四季がすべて東山のなかに
東福寺で晩秋の紅葉を鑑賞
(その3/3:東福寺本坊庭園拝観)

東福寺本坊庭園

東福寺方丈廻縁で南園を拝観
方丈とは、禅宗寺院における僧侶の住居であり、後には相見(応接)の間の役割が強くなりました。
当初は"東福寺方丈「八相の庭」"という名称でしたが、2014年に"国指定名勝"に登録され、改めて「国指定名勝 東福寺本坊庭園」となりました。
広大な方丈には東西南北に四庭が配され、「八相成道」に因んで「八相の庭」と称しておりました。
禅宗の方丈には、古くから多くの名園が残されてきましたが、方丈の四周に庭園を巡らせたものは、東福寺本坊庭園のみです。
作庭家・重森三玲(1896-1975)によって昭和十四年(1939年)に完成されたもので、当時の創建年代にふさわしい鎌倉時代庭園の質実剛健な風格を基調に、現代芸術の抽象的構成を取り入れた近代禅宗庭園の白眉として、広く世界各国に紹介されています。

方丈南園と唐門(恩賜門)
神仙島石組と京都五山による苔山
方丈北園
市松模様に苔と敷石が配置
方丈東園
円柱の石で北斗七星を構成
方丈西園
井田を表した大市松模様
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