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令和元年8月 わがまち紹介 尼崎とお金について学べる 尼信会館と世界の貯金箱博物館 |
月 日 | 2019年8月8日(木) | ||||||||||||||
集合場所 | 阪神尼崎駅改札出口 | 訪問先 | 尼信博物館・世界の貯金箱博物館 | ||||||||||||
記 猛暑の8月8日、阪神尼崎駅西改札口に全員集合しました。
手前に小さな古いレンガ作りの建物があり「尼崎信用金庫記念館」で大正10年に創業した当時の有限責任尼崎信用組合(現尼崎信用金庫)本店事務所で初代組合長 小森純一氏所有の建物であったが、戦後尼崎信用金庫の所有となり、創業時を偲ぶ記念館です。 建設時期は明らかではないが、地元の古老の記憶などによれば、明治30年代には既に小森家の建物の一部として建てられていたようで、尼崎に現存する数少ない明治時代のレンガ造りの建物として、貴重な歴史的建物です。 尼崎信用金庫 店舗網は尼崎市周辺だけでなく浪速信用金庫を合併したことにより、大阪府下にも多くの店舗を有するなど営業区域は広いです。 尼崎信用金庫には、「尼信会館」と「世界の貯金箱博物館」という博物館を持っていて、今回両館を訪問しました。
館に到着しますと館のスタッフ松岡さん達が待ち受けて下さり丁寧に説明をして下さいました。 尼信会館は、尼崎信用金庫が創業80周年の記念事業の一環として、地域の発展と地域文化向上を願って、平成13年に開設されました。 当尼信会館は尼崎城の白壁をイメージし、寺町周辺の歴史的景観保存地域とも調和のとれた建築となっています。 館に入ると明るく・広いロビーがありなす。 1階と3階の展示フロアは特別展示として市民に開放されています。 このように、展示施設の一部を、地域の芸術、文化の発信基地として利用出来るスペースとして最初から計画されたことに感動します。
尼崎藩主桜井松平家ゆかりの重要文化財「太刀 銘守家」を初めとして、尼崎市指定文化財である歴史的に貴重な資料を数多く分かり易く展示されています。 展示は大きく分けて6分野で、1)城下町尼崎、2)西の城塞・尼崎城、3)武士の精神と武具、4)朝鮮通信使の来訪、5)海の守りと砲台、5)幕末から明治の貨幣経済です。 「藩札」は江戸時代、商品経済の発展にともない通貨需要が増大し、その不足を補うために、諸藩が領内において代用紙幣として発行したのが藩札ですが、急激な経済発展をしたかがわかる。 国の重要文化財に指定された品も多く、市立博物館に来ている感じです。 コインミュジアム コインミュジアムには、尼崎信用金庫が保有する世界170ヵ国の金貨を展示いたしています。
なかでも、「地方自治法施行60周年記念貨幣」は、平成19年に地方自治法が施行60周年を迎えたことから、47都道府県ごとにそれぞれの地域を代表する美しい風物や重要なイベントなどを色鮮やかにあしらった「お国自慢」の絵柄を通して、ふるさとや旅した土地を懐かしめる展示となっています。 尼信が地域貢献に努力しておられる現れと思います。 世界の貯金箱博物館
世界の貯金箱博物館では、吉岡館長さんが本当に解かりやすく丁寧に説明をして頂きました。 貯金箱のコレクションとしては世界的にみて最大規模ではないか、日本のみならず、欧米など世界62か国のものが含まれている。 国によって形や大きさが異なる貯金箱を見ると、お金に対する考え方や価値観が異なることを知ることができます。 多くの貯金箱は縁起物をモチーフに作られています。
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