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平成31年6月 わがまち紹介
巨大な物流ターミナル探検
茨木市松下町
関西ゲートウエイ見学

月  日 2019年6月14日(金)
集合場所 JR茨木駅改札出て阪急バス乗り場10番
訪問先 関西ゲートウエイ

梅雨入り前の蒸し暑い6月14日、JR茨木駅に集合し、駅前からバスで茨木市中央図書館前まで行き下車しました。
中央図書館の前は、以前松下電器産業の工場でした。今は全然変わったまちの風景になっています。でも町名は松下町で変わっていません。

茨木市松下町
財政再建が急務だった昭和28年、市長が熱心に松下電器産業を誘致し、昭和33年に白黒テレビの生産を開始しました。
ナショナルテレビの発祥の地となった。自治体による企業誘致モデルケースによって「松下町」に改められました。
 この茨木工場は、有名なイギリスのチャールズ皇太子、ダイアナ妃や中国のケ小平が工場を視察された。各国の要人も視察に来られたようです。
プラズマディスプレイの生産を行ったが、リーマンショックや時代の流れに勝てず平成28年に55年の歴史に幕を下した。
工場跡地は、大和ハウス工業に売却され、工場建物は竹中工務店により解体、敷地の北側約半分に平成27年12月にBTS型施設(デベロッパーが特定のテナントのニーズに応じて建設し、原則として棟全体を一つのテナントに賃貸するもの)として関西ゲートウェイを着工した。
平成29年10月に開所式が行われ、同年11月より本格稼働を開始した。
 その後、新たに、12万平方メートルの土地はヤマト運輸ターミナルとネット通販のアマゾンの物流倉庫に変わりました。
パナソニック茨木工場の跡地からは、弥生時代から平安時代にかけての遺跡である郡遺跡と倍賀遺跡が出土し広く紹介されています。
※高槻市では昭和29年「松下電子工業」の「高槻工場」が完成し、松下幸之助の幸を頂いて町名幸町になっています。

関西ゲートウエイ
関西ゲートウエイの表ターミナル
関西ゲートウェイの20名以下の見学は、インターネットで予約できます。私たちは10時からの見学を予約しました。
関西ゲートウェイのスタッフ大瀬さん・石津さんが丁寧に説明して下さいました。しかし、受付の部屋より中は、写真撮影一切禁止で写真は撮れませんでした。
見学者ホールで説明を受けていると、時々地震の様な小さな揺れが有りました。説明ではこのホールの下を運搬車両が出入りする時の振動とのこと。重い車両が通るのだろうと思います。
関西ゲートウェイは、茨木ICに近く、大阪国際空港・関西国際空港・大阪港・神戸港などあらゆる輸送モードに対応できる立地にあります。敷地約6万平方メートル6階建て、延床9万平方メートルの規模です。
大消費地圏に配置した、厚木ゲートウェイ、中部ゲートウェイとの多頻度幹線輸送により、関東・中部・関西の国内主要都市間をスピーディーかつ高効率な輸送ネットワークで結びます。
ゲートウェイ間の折り返し運行による運行時間の短縮や、ヤマトグループ各社のネットワークの全体最適を通じて、運行ドライバーの「働き方改革」を進められています。
日本最長の大型連結トレーラー「(愛称:CONNECT)」を導入し、館内の輸送は無人ボックス搬送機により徹底的な生産性の向上に取り組んでいる。
「CONNECT」を活用したゲートウェイ間のシェア運行を推進することで、業界全体の持続的な成長に資する物流の効率化を図るとの事。
ヤマト運輸他、グループ会社11社が入居し、医療機器の洗浄・メンテナンス、家電の修理といった付加価値機能と、24時間稼働の最新鋭マテハン設備、航空便などの各輸送モードが連携することで、企業物流に新たなスピードと付加価値を提供している。
関西ゲートウエイ見学後の記念撮影

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