VG槻輪(きりん・kirin)VG槻輪わがまち紹介 わがまち紹介
目次へ|戻る次へ
平成31年1月 わがまち紹介
大坂の中心地「天下の台所」のまち
大阪市天満 「大阪くらしの今昔館」・「昔のくらし」見学
(その1/2)総括

月  日 2019年1月16日(水)
集合場所 天神橋筋六丁目駅 北改札出口
訪問先 大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」
 1月16日冬晴れの日、大坂「天六駅」改札出口で全員集合し、大阪市立住まいのミュージアムの「大阪くらしの今昔館」の常設展示と「昔のくらし」企画展を見学しました。
大阪市立住まい情報センタービルの8〜10階に、約2百年前の大坂の町家と町並みを伝統的工法を用いて実物大で復元し、当時の家具・調度を置いて暮らしを再現しています。
ビルの建物の中なので、天候に左右されず、音と光によって、季節感と朝・昼・晩の時間の変化を演出しています。
江戸のまちが夜になりました
日本で最初に開館した、住まい専門の博物館です。住居の建具や縁台などの構造や操作方法もガイドさんが説明してくれました。
理論的にも良くわかり、自然原理を実用化されていたことが良くわかりました。
沢山の本物の建造物や懐かしい家財道具や置物など見応えがありました。
路地の奥の裏長屋を見て、向こう三軒両隣の関係が良くなければ生活していけない社会もよくわかります。
日本人より韓国、中国に方がレンタル着物を着て楽しんでいるのも印象的でした。
館内を説明して頂いた、ボランティアガイドの橋本さんと辻井さん達に丁寧で分かりやすく説明をして頂き本当に有難う御座いました。
ガイドさんの説目を聞く会員
 企画展「昔のくらし」非常になじみのある物が多く展示されていました。
現代の家庭では掃除機や炊飯器を使い、スイッチひとつで洗たくをすることは一般的になりました。しかし、少し昔にさかのぼってみると、かまどでご飯を炊いたり、タライで洗たくをしたり、ハタキや雑巾がけなど、手間と時間と使って暮らしていました。
 見学後、天神橋商店街を散策しました。
商店街は変わることなく、いろんな店がガチャガチャ並んでいます。天神橋一丁目から天神橋六丁目まで南北約3Kmで日本一長いアーケード商店街です。

天満
 大川を挟んで上町台地の北に位置する天満は、天満砂堆と呼ばれる微高地の南端にあたり、淀川が氾濫しても水没を免れる平地として古い歴史をもっている。現在は大阪天満宮の摂社となっている大将軍社は、652年(白雉3年)に遷都された難波長柄豊碕宮の鎮護社として創建された神社である。901年(延喜元年)に菅原道真が大将軍社を参拝し、のちに天満宮となった。
1653年(承応2年)、京橋片原町から天満の淀川沿岸に青物市場が移転し「天満青物市場」が誕生した。この市場は西成郡難波村など城下南郊の近郊農村が開設しようとした市場や新興の堀江にできた市場などから挑戦を受けるものの、長年大坂の青果取引を独占する官許市場として繁栄し、周囲には野菜などに関わる商家が多く集まった。天満堀川沿いは造り酒屋や乾物問屋などが軒を連ねた。
天神橋筋商店街
大阪府大阪市北区にあるアーケード商店街
天神橋一丁目から天神橋六丁目まで南北2.6 km、600の店舗が軒を連ねる日本一長いアーケード商店街です。
天神橋筋は、大阪天満宮の門前町として発展してきた商店街で、大阪三大市場のひとつの天満青物市場も近くにあったことから、庶民の盛り場として大阪きっての賑わいを見せていた。1931年(昭和6年)に市場機能が大阪市中央卸売市場に集約されてしまい、大型店の出店攻勢、地下鉄と阪急電鉄の相互乗り入れでターミナル性を失ってからは苦境に立たされたが、各商店会では魅力ある商店街を目指して巻き返しを図っている。
大阪くらしの今昔館
大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」は、大阪の都市居住に関する歴史と文化をテーマとする日本で最初に開館した、住まい専門の博物館である。江戸時代後期から戦後にかけての住居に関する資料や模型が展示されている。
大阪くらしの今昔館は、「住まい」をテーマとした日本初の専門博物館である。高度な学術性を踏まえ、市民の目線に立って歴史を読み解き、見せる展示を超えた「体感する」展示を目的とし、「住まいと暮らし」の情報交流拠点としての集客型ミュージアムを基本理念としている。 1990年に「大阪市内の住宅に関する情報サービスや相談、さらに新しい住まいや大阪の都市居住の歴史などについても知ることができる総合的な住情報拠点」として、現在の「住まい情報センター」の構想が位置づけられた。1999年11月に大阪市立住まい情報センターが開設され、1年半後の2001年4月に大阪市立住まいのミュージアムが誕生した。大阪の都市居住の歴史を楽しく学ぶ中核施設、また「住む町・大阪」に対する愛着とイメージアップを図る住情報の拠点として、住まい情報センターの活動の一翼を担っている。2002年4月には、愛称として「大阪くらしの今昔館」が決定された。
普通にあるものと思っていた人々の暮らしの風景が徐々に姿を変えて消えていっているとしたらどうでしょう。 当たり前に感じられていたものが、もう二度と手に入らないとわかった瞬間、人ははじめてその価値に気付くのかもしれません。
大阪暮らしの今昔館はそんないつの間にか消えていった人々の暮らしの風景を残してくれている貴重なお出かけスポットです。
 忘れかけている昔懐かしい大阪の暮らしに再び出会える「大阪くらしの今昔館」です。

「昔のくらし」展示館内で
記念撮影
このページの先頭へ戻る