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平成30年12月 わがまち紹介
古くは歌に詠まれた由緒あるまち
豊中市待兼山 大阪大学総合学術博物館見学
(その1/2)総括

月  日 平成30年12月6日(木)
集合場所 阪急電鉄宝塚線・石橋駅改札西出口
訪問先 大阪大学総合学術博物館
 初冬の薄曇りから小雨になった12月6日、阪急電鉄宝塚線石橋駅に、全員集合し、待兼山にある大阪大学総合学術博物館を訪問しました。
博物館では半田先生(物理学博士)に、館内を順序だてて、専門的で深い展示内容を本当にわかり易く、長時間にわたり説明をして頂きました。
本当に有難う御座いました。
見学後、「カフェ阪」で美味しい昼食を頂きました。

待兼山(まちかねやま)
マチカネワニの化石の復元骨格
待兼山は、大阪府豊中市・池田市・箕面市にまたがる標高77.3mの千里丘陵です。
「待兼山町」として豊中市の地名にもなっており、その面積の大半を大阪大学豊中キャンパスが占め、その周りは閑静な高級住宅街となっています。
古くは歌枕ともなった由緒ある山です。
津の国の 待兼山の 呼子鳥 鳴けど今来(いまく)と いふ人もなし − 古今和歌六帖 こぬ人を 待ちかね山の 呼子鳥 おなじ心に あはれとぞ聞く 肥後 − 詞花和歌集 夜をかさね 待ちかね山の 時鳥 雲井のよそに 一声ぞ聞く 周防内侍 − 新古今和歌集 夜もすがら 待兼山に 啼く鹿は 朧気にやは 声をたつらん 源俊頼 − 夫木和歌抄 かつては褐鉄鉱の一種である高師小僧「待兼山石」を産出した。
山頂付近には、大正天皇の行幸を記念した石碑が立っている。
1926年(大正15年)、山上に旧制浪速高等学校が設立され、現在もその後身の大阪大学石橋団地(通称豊中キャンパス)が立地する。
そのため「待兼山」は阪大の代名詞となっている。
また1964年(昭和39年)、学内工事現場から出土した先史時代(新生代第四紀)のワニ・マチカネワニの化石でも有名。
日本で発見されたワニ類化石第1号であり、完全に近い骨格であることが評価され2014年(平成26年)、国の登録記念物として登録された。
大阪大学と中国自動車道をはさんで南東に位置する正安寺は、「待兼山」を山号とする。
読みは「たいけんざん」。
大阪大学総合学術博物館
大阪大学総合学術博物館
先史時代の出土品から最近の先端研究の機器や標本まで、大阪大学が有する様々な学術資料を管理し、公開することを主な目的として、2002年(平成14年)4月1日に設置された。
これは旧帝大の附属博物館として最後発である。
組織としての設置より2年以上もの間、展示施設を持たない書類上の博物館であったが、2004年(平成16年)5月に初めてイ号館内に常設展示室を設置した。
2007年(平成17年)8月、展示施設「待兼山修学館」を設置し、常設展示は修学館にて行われるようになった(イ号館展示室は再整備のため閉鎖)。
待兼山修学館には、カフェとミュージアムショップも併設されている。
2011年(平成23年)に大阪大学創立80周年記念事業によるイ号館の改修工事によって大阪大学会館となった。
総合学術博物館では、大阪大学が創立以来収集・保管してきた学術標本を展示公開するとともに、大阪大学の最新の教育・研究成果を展覧会の形式で紹介しています。
最先端の分析・測定技術を駆使して、標本資料の新しい学術価値を見出します。
同時に、これらの資料を通じて、「文理融合」を理念として異なる学問分野の間で共同研究のコーディネーター役を果します。
また、古い理化学機器などの学術標本を、教育活動へ有効的に再活用する方法を研究します。
また、学芸員資格取得に必要となる博物館実習による人材育成を通して、博物館全体の振興・支援・協力を行っています。
総合学術博物館は企画展・特別展以外にも様々な社会貢献・地域連携活動を行っています。
大学で行われている最新の研究をくつろいだ雰囲気で紹介する「サイエンスカフェ@待兼山」は2008年に始まり、現在は総合学術博物館のイベントとして定着しています。
2018年10月22日(月)〜12月21日(金)には、第12回特別展The Mineral World「人と鉱物のつむぐ物語」が開催されています。
ゾーン1 プロローグ 〜人と鉱物〜 日本の国石"翡翠(ヒスイ)"の展示
ゾーン2 東洋、日本における鉱物の研究史 〜本草学から鉱物学へ〜
ゾーン3 大阪大学の鉱物標本 〜研究者の足跡をたどる〜
ゾーン4 鉱物の宝庫"地球" 〜地球から宇宙へ〜
待兼山修学館
大阪大学総合学術博物館
待兼山修学館
待兼山修学館は、医療技術短期大学部本館として使われていました。
豊中キャンパスでは大阪大学会館に次いで2番目に古い建物です。
2008年に国の登録有形文化財になり、待兼山修学館としてリニューアルオープンしました。
修学館の後には標高77.3mの待兼山があります。
ここは古代から人がくらしており、いくつもの古墳が発掘されています。
景勝地としても古くから有名で、枕草子にも記されています。
展示室はもちろんのこと、ぜひとも屋上からの景色もお楽しみください。
2007年にオープンした待兼山修学館展示場では、大阪大学の源流である懐徳堂・適塾から現在の大阪大学にいたる大学の歴史、大学の歴史の中で様々に活躍した研究者とその業績、大阪大学豊中キャンパスの立地する待兼山の自然や歴史、待兼山で発掘されたマチカネワニの化石などを常設展において公開しています。
待兼山修学館3階の多目的ルームでは毎年2回、春と秋に企画展・特別展を行い、学内の研究者の協力で、最新の教育・研究成果の紹介を行っています。
大阪大学総合学術博物館
にて記念撮影
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