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平成30年7月 わがまち紹介 洛北の神社仏閣と大学のまち 平井嘉一郎記念図書館・国際平和ミュージアム見学 京都市北区 (その1/2)総括 |
月 日 | 平成30年7月19日(木) | ||||||||||||
落ち合い場所 | 阪急四条大宮北改札出口 | 訪問先 | 立命館大学衣笠キャンパス・国際平和ミュージアム | ||||||||||
猛暑の7月19日阪急四条大宮北改札出口で参加者を確認し、四条大宮よりバスで立命館前で下車しました。 あまりにも暑いので、平井嘉一郎記念図書館で小休止し、集合場所の衣笠キャンパス中央広場で大学のスタッフの方・ガイドの方と合流しました。 衣笠キャンパスの案内は、スタッフの濱崎さんと国際関係学部学生の林さんの説明で暑い中長時間丁寧に見学と説明をして頂きました。 昼食は、存心館食堂でハラルフードなど各人好みの料理を頂きました。 午後は、国際平和ミュージアムで、ガイドの足立さん、山中さん、田川さんの三班に分かれ、丁寧に説明をして頂きました。 厳しい暑さの中、皆さんお疲れさまでした。 | |||||||||||||
記
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京都市北区 北区は、京都市を構成する11区のひとつです。 東には賀茂川が流れ、北には北山の山なみが続き、西には衣笠山が広がり、美しく豊かな自然に囲まれています。 南は他区とも一体となって市街地が形成されています。 北部山間地域の北山杉の山なみ、南北に流れる賀茂川の清流、南部の町家の連なりが、北区を特徴づけるものとなっています。 区内には金閣寺や大徳寺・上賀茂神社といった洛北の寺社のほか、立命館大学・佛教大学・大谷大学・京都産業大学などいくつかの大学がある。 北大路駅付近と北野白梅町駅付近に商業施設が多い。
立命館大学は、京都市中京区西ノ京朱雀町1に本部を置く日本の私立大学です。 明治2年(1869年)私塾「立命館」が創設された。 「立命館」の由来は、孟子「盡心章句(じんしんしょうく)」にある「殀寿貳(ようじゅたが)わず、身を修めて以て之を俟(ま)つは、命を立つる所以(ゆえん)なり」(人間の寿命は天命によって決められており、修養に努めてその天命を待つのが人間の本分である)から採られた。 建学の精神は「自由と清新」である。 教学理念は「平和と民主主義」である。
末川博 名誉総長のことば「未来を信じ 未来に生きる」が刻まれた記念碑が衣笠キャンパスにあります。 第二次世界大戦前から戦中に掛けて、立命館大学は世相を反映して国家主義的傾向が強まっていった。 一方で滝川事件(立命館大学では「京大事件」と呼称)の際には同事件に連座して京都帝国大学を退官した教員を受け入れていた。 終戦直後、同事件に連座した、京都大学法学部教授の末川博を総長へ招聘した。 その末川を中心に大学の改革へ乗り出す。 憲法と教育基本法を尊重して「平和と民主主義」を守ろうという末川の思想が中心となって、立命館大学は「民主的な学園運営」「自主的学習の尊重」の2本柱によって構成された。 末川が立命館大学に与えた影響は極めて大きく、これらの功績を讃えて、同大学では末川を名誉総長として顕彰している。 また、末川が構成した思想を「立命館民主主義」と呼んでいる。
1983年11月、京都市北区の立命館大学衣笠キャンパスに完成。 民法学の大家で立命館大学の名誉総長でもある末川博の業績を記念して建てられた。 建設費用は、校友、教職員、各界有志らの寄付による。 館内には、末川の社会的・学問的業績、遺品などを展示する「メモリアルルーム」のほか、京都地方裁判所で1928年から15年にわたって実際に使われていた陪審法廷が「松本記念ホール陪審法廷」として移築され、1999年4月より無料で一般に公開されている。 また、講義室では、1946年3月31日に開始された市民向け大学講座「立命館土曜講座」が現在でも毎週土曜日に一般向け講座として開講されている。 記念会館竣工に際し記念講演が開催されているが、その内容は後に「未来をもとめて - 末川記念館竣工記念講演集(1985年、立命館大学末川記念会館事務局編)」にまとめられ出版されている。
立命館大学では2008年5月以来、新しい図書館のありかたについての検討が行われてきました。 「学習と研究を行う場としての図書館」について多角的な視点からの検討を重ね、大学のシンボルにふさわしい重厚感のある建築物とするため、また将来の図書館の役割と変化に十分に応えられる施設とするため、国内はもとより海外の図書館の先進的な試みから学んだ成果を取り入れて構想し、新図書館のコンセプトを《学びが見える、学びに触れる、学びあえる》としました。 学びのコミュニティの中心拠点であること、長時間滞在したくなる空間や快適さを備えていることを重視 し、将来にわたって利用者に愛される長寿命型の図書館であることを目指します。 現在の衣笠図書館は1967年に建設され、47年間にわたり本学学生の学びを支えてきました。 読書や学習、研究利用に加え、本学独自のラーニング・コモンズ「ぴあら」においては、日々学生が多様でダイナミックな学びを展開しています。 衣笠図書館で今日まで育まれてきたこのような学びの文化は、新しく建設される「平井嘉一郎記念図書館」においても継承さ れ、更なる深まりを見せるでしょう。 「平井嘉一郎記念図書館」は、立命館大学のアカデミックシンボルとして、また地域に貢献する空間として、大きく展開していくことが期待されます。
存心館は1981年に建設され、時計台を備えた衣笠キャンパスを代表するシンボリックな建物です。 今回の改修では、建物の外観はそのままに、全般的なアメニティの向上のほか、法学部が長年目指してきたアクティブラーニングの一層の高度化や、学生の個人学習と相互の学び合いを結び付けられるような新たな場の創設を図り、コンセプトの異なる3つのエリア(教室エリア、ラーニング・コモンズエリア、学生食堂エリア)を設けました。 教室エリアには、法廷教室を含め、学生と教員、学生間の双方向の学びを促す100名規模のアクティブラーニング型の教室、1階ホールには学生と教員のコミュニケーションの活性化を目的としたオフィスアワーコーナーを設置。 ラーニング・コモンズエリアは、「思考・読解の空間」と「表現・交わりの空間」を調和的に配する、というコンセプトのもと、個人の学びと集団的な学び合いの共存・循環を目指した空間にし、学生からの意見をもとに「ろこも(Law Commons Square)」と名付けました。 学生食堂エリアは昨年11月にオープンし、和と落ち着きをコンセプトに、食堂機能だけでなく語らいの場としても活用されています。
立命館大学国際平和ミュージアムは、立命館大学が設立した『平和』をテーマとした博物館です。 1992年(平成4年)5月19日、立命館大学の教学理念『平和と民主主義』を具体化するとともに、同大学が蓄積してきた平和教育・平和研究を発展させるために設立・開設された。 2005年(平成17年)2月1日には、博物館相当施設に指定され、同年4月9日にリニューアルオープンしている。 入場口に手塚治虫の漫画作品から『火の鳥』のレリーフと『わだつみ像』が設置されている。 立命館大学では太平洋戦争の開戦日になる12月8日に、わだつみ像の前に集って『不戦のつどい』と呼ばれる集会を行う。 「十五年戦争」と「現代の戦争」をテーマとして、戦時下の日本の生活の様子の復元、米軍が計画していたとされる京都市への原爆投下シミュレーションや冷戦を含む現代の戦争と平和への努力の資料などが展示されている。 |