月 日 | 平成27年1月21日(水) |
集合場所 | JR高槻駅 北側バス乗り場 @
| 順 路 | JR高槻駅 → 浦堂バス停下車 → 服部図書館(集合) → 浦堂本町散策 → 安岡寺 → 解散
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その他 | 1)服部図書館では、岩村館長から全般的な説明をして頂きました。 館内の説明には植木さんも加わり説明をして頂きました。 2)安岡寺では、住職さんより寺の創建の話から歴史の時代順にわかり易く説明をして頂きました。 本当に有難う御座いました。 |
天 候 | 快晴 |
記
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浦堂の名が付く町は、浦堂1〜3丁目、浦堂本町が有ります。一帯は、旧服部村に属し、浦堂の名は、村内の垣内(かいと=小集落)の名から取ったと言われています。 奈良県に分布する濠をめぐらした環濠集落を特に「垣内式集落」と日本の地質・地理学者の小川琢治が命名した。本来,垣内は農場として囲い込んだ場所や屋敷を意味し,奈良時代から平安時代に盛んに設定された。 浦堂本町は、高槻の「垣内式集落」と言えるのではないだろうか。 浦堂本町には、安岡寺にお参りする美しい参道が通っています。 昭和の初期には、養鶏業が盛んだったようです。養鶏は今も少数の家で飼っておられ、新鮮な卵を、図書館横の朝市で売られているそうです。 服部図書館 天神山図書館は建物の老朽化などにより、2013年3月をもって閉館となった。 一方、服部(はっとり)図書館は、2013年6月開館しました。 服部図書館の周辺には、神服(しんぷく)神社や安岡寺など、1000年以上の歴史をもつ社寺や旧跡がたくさんあります。 5世紀の昔、機織り集団である「服部(はとりべ)」 が本拠を置いたという伝承にちなむ「服部(はっとり)」の里。地域の皆さんに愛される図書館に育ってほしいという思いをこめ、由緒ある地名をとって「服部 図書館」と名づけられた。 服部図書館の1階は子どものフロアです。フローリングの床に高さをおさえて書架を配置し、絵本や児童書約2万3,000冊を並べています。その一画「おはなしのへや」では床暖がしてあり、職員やボランティアによる「おはなし会」などを催されています。 また「児童書コーナー」には隣接して「子育て図書コーナー」を設けられ、子どもさんが絵本を読んでいるそばで、保護者の方が子育てのハウツーを学べるような工夫もしています。 さらに読書離れが指摘される、中・高校生に本に慣れ親しんでもらえるよう、市内の図書館では初めて、主に中・高生向けの本や雑誌をそろえた「ティーンズコーナー」を設けてあります。 2階は一般の方向けのフロアです。 カーペット敷きにワインレッド色でまとめた書架やカウンター式の読書席は、落ち着いた雰囲気を醸し出し、ゆったりと快適に読書ができる環境になっています。 小説や実用書など約7万2,000冊にCD約1,000点、新聞や雑誌は約130タイトルが揃っています。 また、今までソフト(OSや言語)・ハード・インターネットなどの分類に分けて置かれていたコンピューターに関連する本を、「ITコーナー」としてまとめ、利用者が探しやすいようにしています。 図書館の建物の入り口には、行政サービスコーナーもあり、一日の平均入館者が多い図書館との事です。 安岡寺 安岡寺は、服部図書館から浦堂本町を散策して約2Kmほど東へ進むと山門に到着します。 山門(総門)をくぐると「本堂」前の広場まで約100メートルほどあるなだらかで長い石畳の階段、舗装された参道という感じで登ると本堂が見えます。 最後の石段の部分は少し段差がありますが、なだらかな脇道が新設されていました。 本堂に着いた時には、住職さん南谷恵聖先生が暖かく迎えて下さいました。 本堂の中でお参りさせて頂き、住職より寺の創建時の話から時代順に説明して頂きました。本尊の「如意輪観世音菩薩」をはじめ仏像の一体ずつ、古書に記載されているなどわかり易く説明して頂きました。 何れにしても、1000年以上も昔に作られた仏像が安置されていることになます。これらは申請すれば文化財の指定を受けると思うとの事でした。 戦国時代に高山右近の兵火に遭い荒廃したようですが、17世紀後半の寛文年間に復興され、4塔頭をもつ大きな寺となり大いに栄えたという。しかしながら、明治時代の廃仏毀釈の法難により現在の規模になったとの事です。 本堂での説明後、 「本堂」の西側に隣接して「青梅観音堂」が建てられている。 この「青梅観音堂」には「十一面千手観音菩薩坐像」が祀られているお堂の前で説明を受けました。 この仏像はかつての高槻真上村の安正寺(青梅寺)の本尊であったが、同寺が廃寺になったため、安岡寺に移されたといわれています。 「十一面千手観音菩薩坐像」は重要文化財に指定されています。 |
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安岡寺・神服神社については 安岡寺は、平成19年11月 わがまち紹介"歴史の散歩道:浦堂地区"をご参照下さい。 神服神社は、平成18年11月 わがまち紹介"歴史あるまち清水地区"をご参照下さい。 |