わがまち紹介
目次
平成24年4月 わがまち紹介
"静かな山間の別荘でひとときをすごしましょう"
出灰

月   日 平成24年4月18日(水曜日)
集合場所 JR高槻駅北口発2番のり場 中畑回転場行 出灰下車 
順 路 JR高槻駅→ 出灰→ 素盞鳴神社→願成寺→総会会場
その他 1)「わがまち紹介」後、2012年度VG槻輪総会会場へ
2)総会後、会食・親睦会を行う。
天   候 晴れ
出灰は出灰川・田能川・流谷川が合流する場所です。
高槻から亀岡へ行く府道(6号線)で北に行くと両国橋が有るのをご存じですね。
丹波の国と山城の国の二つを結ぶ橋なので、そういった名前がついているそうです。
いまでも、大阪府と京都府の府境になっています。
出灰川を挟んで高槻市と京都市が隣接する地域で京都市側も大原野出灰町で同じ地名ですが、丹波と山城と国も違う別の村です。
府道と分かれて、出灰川の右岸沿いに車道を歩く。
この道は『緑の郷』のハイキングコースとして高槻市が指定しています。
車も殆ど通らない舗装道路です。山際には野仏も道行く人を見守っています。
道添えにはところどころに大きな桜が咲き、山には山桜が咲き春の空気を楽しみながら散策することが出来ます。
「出灰(いずりは)」の地名は、古来、石灰を産出し、朝廷に納めていたことによるという。
出灰は、広く、梅の木原(うめのきはら)、垣内(かいち)、島崎(しまざき)、堂の前(どうのまえ)、西の下(にしのした)、二の瀬(にのせ)、東羅(ひがしら)があります。
(昔の名称では小字です) 出灰には、2011年8月18日(木)に「わがまち紹介」で訪問しました。
そのとき家主さんが別荘の客間に大きな"いろり"を自前で作っておられました。
2012年度の総会は、家主の好意を受けて、この静かな出灰の別荘をお借りして総会を開催する事になりました。

素盞鳴神社<すさのおじんじゃ>(高槻市出灰小字堂ノ前)
素盞鳴神社は流谷川の左岸に鎮座します。
境内には神仏習合時代の牛頭天王の灯籠が残り、鳥居左の御神木の巨大な桂は合併前は京都府、現在は大阪府の天然記念物に指定されています。
創祀は不詳です。
御祭神は素盞鳴命で出灰村の村社です。

西山浄土宗 願成寺(大阪府高槻市出灰字東羅)
創建は不詳です。
一休和尚が再建したと言われる尼院寺(支堤寺)(文安4年(1447))の以前からあったお寺です。
豊国山と号し、浄土宗西山派本山栗生光寺下です。
境内は宅地133坪を有し、阿弥陀仏を本尊とする。
現在の本殿は昭和28年再建されたものです。
以前は現在とほとほぼ同じ大きさの茅葺き屋根の本殿であったが、昭和25年5月に本殿の西側にあった風呂場の火の不始末で、仏像、仏具、大事な過去帳まで一切灰燼に帰した。
当時、寺の財産もなくなり、僅か40数戸の檀家が一丸となってわずか3年で再建されました。
火災までは専任の住職がおられたが、その後は山城方面の曽呂が兼務され、平日は無住で、檀家代表がめんどうを見ておられるとのことです。

出灰については、2011年8月「わがまち紹介」をご覧下さい。

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