わがまち紹介
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平成23年9月 わがまち紹介
" 木々の間に樟葉の杜の風 "
樟葉

【その2/4 安養寺・市民の森公園・交野天神社】

京阪電気鉄道が運営する商業施設である複合型ショッピングモール「くずはモール」は、1972年に京阪本線樟葉駅前にオープンしました。松坂屋・ダイエー・イズミヤの3店舗を核に専門店を集合させた、当時ではまだ珍しかった本格的なオープンモール型の商業施設です。歩道橋すぐ近く足元には、最初のくずはモールがオープンした時に建てられた、当時の京阪電気鉄道社長による“開物成務”という言葉の石碑がありました。

開物成務

安養寺 石製露盤説明板

楠葉に「鏡伝池」と云う名の池がある。最初は比較的大きな池であったが、いつの頃にか中堤防によって上池と下池に分けられ、現在では、下池は埋め立てられて運動場になり、上池も市民公園として整備されて狭められてしまっている。
 この池は、古来、月の名所とされていた。続古今和歌集の巻第十八雑歌中に収められている藤原実経(さねつね)の歌、「くもらじな真澄の鏡影そうる楠葉の宮のはるの夜の月」は、この鏡伝池に映る春の夜の月を詠んだものである。

安養寺は寺伝によると、行基が天平年間に開いたとされた。
境内にある石造露盤は凝灰岩で平安〜鎌倉時代に製作されたと考えられ、昭和45年2月20日大阪府の文化財に指定された。
屋根頂部に置くので、上に宝珠を載せ装飾も兼ねる。
多くは、青銅・鉄・瓦製なので、石製の露盤は極めて 珍しい。

鏡伝池説明板

交野天神社は「かたの あまつかみのやしろ」と呼ぶのが正式な呼び方らしい。当社は787年(延暦6年)第50代桓武天皇が当地に、郊祀壇(こうしだん)を設け父の光仁天皇を天神(あまつかみ)として祀ったのが起源とされる。
桓武天皇がこの地に、父光仁天皇を祀ったのは、この地が継体天皇即位地の楠葉宮伝承地であったこととが最も大きな理由と思われる。

樟葉宮跡の杜

交野神社説明板


鏡伝池

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