障害者支援施設とは、傷病で障害を持ち必要な治療や訓練が終了しても、身体機能に障害が残った人を対象に、社会参加の実現を目指した社会リハビリテーションを行う施設です。 「地域生活支援センター光」は、平成19年4月に社会福祉法人聖ヨハネ学園が創設した高槻市で初めての身体障がい者の入所施設(定員35名)で、重度の障がいを持ち、食事、排泄、入浴等ほぼ全面的に介助が必要な利用者が入所されています。 利用者は日中に他の事業所への通所、週末の自宅への外泊、ガイドヘルパー(移動支援)での外出等をしておられ、ご家族の面会も多く、開放的な施設です。 また、重度の障がいがあるにもかかわらず、福祉機器(大きなボタンや福祉ソフト)を使用してインターネットやメールし、何事に対しても積極的で、明るく、元気なご利用者もおられます。 現在、「入所は24歳〜67歳までのご利用者としています。日帰りショートについては幼時から受け入れています。」とのことです。 |
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地域生活支援センター光の建物は、高齢者や障がい者などすべての人に優しく福祉都市大阪の向上に資するものであると大阪府大阪市社団法人大阪府建築士会による「第15回大阪・心ふれあうまちづくり賞」にふさわしいと認められました。 光には、4フロアがあり各フロアごとにそれぞれ特色を持っています。 全室個室で、どの居室からも「光と風」が入るように設計されています。 |
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建物南面/玄関ホール |
特別な浴槽のある浴室 |
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入居対象者を高槻市在住者に限定し、外部の通園施設を利用することもでき、その人の持つ地域での場所と人のつながりを維持し、本人が、長年にわたり築いてこられた人々との交流や、地域とのつながりを大切にしたケア計画を作成、実施しています。 「笑顔あふれる輝きで自分らしさが光る生活を!」を目標に健康及び身体機能の維持を図れるように努力されています。 |
ユニット制により、きめ細かいサービスを実施し、入居者一人一人のかかわりを密にとっておられ、
排泄介助も、入居者の生活リズムに合わせて実施されています。 特に、単に「おむつ取り替え」にならないように尿器やトイレチェア等を使って介助しておられるます。 施設内では独特のにおいが全然ありません。 |
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3階から屋上庭園に |
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生きがい趣味など個人の楽しみや、学びたい事柄が自由に追求できるよう援助されています。 全体の行事も他の障害者入所施設に比べ、多いほうだと思いました。ユニットごとにもレクリエーションがあるので充実している。 |
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光の外観(大きな鋸歯状) |
多目的ホール/ステンドグラスの採光 |
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施設で大事な事は、食事と入浴・トイレだと思う。 食事は、施設内(地下1階)に厨房設備を持って、利用者それぞれの嚥下能力に合わせた食事形態を提供されています。 入浴施設は、入所者に会わせて色々の浴室があり、入所者の意見を聞いて入浴時間を決めているとのこと。 トイレは広く、介護補助具も多く、ゆったりと使用出来る様に配慮されている。 |
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建物断面図 |