府道枚方亀岡線の服部交差点より宮之川原線の服部バス停の近くの山手に斜めの道路を登って行き、約100mほど進むと聖ヨハネ学園の門が有ります。 この道路は、昔は服部地区から亀岡にタバコを運んだ事から「タバコ街道」と言われていたそうです。 その後府道枚方亀岡線ができ、学園前のバス停が出来ました。最近は学園に入る門は、常時は閉鎖されています。 戦後の聖ヨハネ学園は、宮之川原から松が丘一帯の山全体が学園の敷地でした。 高槻市の人口の急増に合わせ順次住宅地になって行ったようです。 |
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聖ヨハネ学園には、子ども家庭センターから、家庭での不適切なかかわりにある理由と認められた児童が
措置されてきます。 定員は80名です。学園では、養育と社会への自立。 現在では虐待により入所が増えて来ているのが現状だそうです。 ミス・リーラブール女史が来日され、二人の孤児を養育されたのが始まりです。 |
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聖ヨハネ学園出入口(西側) |
聖ヨハネ学園出入り口(東側)) |
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聖ヨハネ学園の生活環境は、 一般家庭と変わらない生活を行なうよう配慮されています。 異なるのは集団生活であるということです。 学園は3棟に分かれています。 ○マリヤ館(幼児棟):幼児から小学校6年生 ○ノア館(学童棟):中学・高校生 ○エステル館:より家庭に近い環境での生活の場・支援の実施。 平成16年からグループケアの取り込みを行い、現在2つのグループを実施。 |
食事と食育。 --3食とお弁当を厨房で調理し、提供している。食事は全員やホーム 毎、外食と普通の生活に近づけている。 献立の工夫:野菜・果物・魚を多く取り入れている。 誕生日スペシャルメニュー(子供の好み・要望に対応) 食育の実施:食育ポスターの作成・掲示 食事のマナー目標を1ヶ月毎に食卓に掲示。 月1回食事会議を開催し「子供達に必要なこと」を話し合い実行している。 |
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運動場と本館 |
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食事を大切にし、食育に取り組む。 ○食育への関心を高める。 ○衛生への意識を高める。 ○手洗い・うがい・消毒の徹底 → 食中毒・感染症の予防。 厨房・食堂内の清掃・整理。 |
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緑に囲まれたマリヤ館/正面のステンドグラス |
エステル館/ノア館 |
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説明会場風景 |
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家庭支援相談員(ファミリーケースワーカー)平成16年より導入されました。 保護者に対し、子ども家庭センターとの連携のもと電話や面接などにより子どもの早期家庭復帰、里親委託などを可能にするための相談・指導などの支援を専門に担当されています。 家庭再統合、保護者の指導・アフターケアなど広範囲に亘る重要な役割を担う。 |