わがまち紹介
目次へ|次へ(その2/4)
平成23年7月 わがまち紹介
" 森の中の福祉の学園「聖ヨハネ学園」 "
宮之川原・松が丘

【その1/4 概要】

月   日 平成23年7月21日(木)
集合場所 JR高槻駅北市バスのりば@ 上の口行き 服部下車 現地集合場所:高槻市営バス 府道6号 服部バス停
訪 問 先
  説明者
1)社会福祉法人 聖ヨハネ学園 法人本部
   全般説明:理事長 野知様
2)児童養護施設 聖ヨハネ学園
   法人説明と施設説明:施設長 小野様
3)障害者支援施設 地域生活支援センター光
   統括主任 サービス管理責任者 種本様
4)ミス・プール記念ホーム(高齢者総合ケアセンター)
   相談員 草野様
お忙しいところ丁寧に説明して頂きました。有り難う御座いました。
天   候 曇り
 社会福祉法人 聖ヨハネ学園は、1889年(明治22年)11月、米国聖公会より派遣されていた宣教師、リーラ・ブール女史の指導のもと、大阪聖ヨハネ教会の婦人会は大阪市東区石町に2名の孤児を養護し、貧院(後の救児院)を創設されました。
 1944年(昭和19年)に戦火を避けて現在の所在地(高槻市宮之川原・松が丘地区)に移転し、幾多の変遷を経ながら高槻の地に根付き、1952年に社会福祉法人聖ヨハネ学園となりました。
 その後、保育所、老人ホー ム、障害者施設が開設され、更に福祉事業の歴史と実績を高槻市から評価されて障害者関係の委託事業を委ねられ、乳幼児から高齢者まで、身体・知的障害者を含む広い範囲の福祉サービスを行う事業体として地域の信頼を得ています。2007年4月には、現在では市街地となった本部所在地に障害者地域生活支援セン ターとして、入所施設、デイサービス施設等を開設されました。
 創始者のリーラ・ブール先生は、次のような言葉を残されています。「人間の最高の喜びと幸せは、お金を貯えることでも、名誉を得ることでもありません。こうしたものはすべて過ぎ行きます。人間にとっていつまで経つても変わらぬ真の喜びと幸せは、神を所有することです。」と。
 それから120年以上の歴史を経て、彼女の信仰と精神を受け継ぎながら、現在では幼児・児童の福祉、障がい者の福祉、高齢者の福祉という3つの柱をもつ事業体を運営されています。
 高槻市の福祉の問題をみるとき、聖ヨハネ学園抜きには考えられません。
 今回訪問し説明をして頂いたのは、宮之川原・松が丘にある 児童養護施設 「聖ヨハネ学園」、高齢者総合ケアセンター「ミス・ブール記念ホーム」,障害者支援施設「地域生活支援センター 光」です。

  児童部門として
児童養護施設 「聖ヨハネ学園」 (高槻市宮之川原2−9−1)
保護者のいない子どもたち、家庭内においてさまざまな事情・理由で家庭と離れて暮らさなければならない子どもたちの生活の場です。
そして子どもたちが自立の精神を養い、よき社会の一員として巣立っていけるように支援をしておられます。
1才半から18才を対象とし、定員80名で、男女比が6:4だそうです。
現在では虐待による入所が増えて来ているのが現状だそうです。
・保育所「下田部保育園」 (高槻市登町1番1号)
子どもたち、職員、保護者が共に手を取り合い、共に笑い、共に助け合う「やさしさと楽しさのある保育」を目指されています。

  高齢部門として
高齢者総合ケアセンター「ミス・ブール記念ホーム」 (高槻市松が丘1−21−9)
介護や支援の必要な高齢者の方への、各種サービスが提供されています。
利用者の方がいきいきと暮らしていけるよう支援されています。
また、相談の窓口も設けておられます
・特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービスセンター、ヘルパーステーション、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター(高槻市委託事業)

  障がい児者部門として
・知的障害児通園施設「うの花療育園」
・障害者デイや乳幼児療育事業、障害者生活支援事業「ゆう・あいセンター」
障害者支援施設「地域生活支援センター 光」  高槻市宮之川原2−9−1)
平成19年4月1日開始、20才以上の身体障害者で、生活全般において常時介護を必要とする方の施設です。
入所してからも、地域で生活してきた場所と人達の関係を切らないために、入所対象者を高槻市在住者に限定され、定員35名です。

聖ヨハネ学園 本部

このページの先頭へ戻る