開成皇子の創建と伝える寺は、勝尾寺(箕面市)・大門寺(茨木市)・霊仙寺(高槻市)・安岡寺(高槻市)・神峰山寺(高槻市)・本山寺(高槻市)と北摂の山並みの中、ほぼ現在の東海自然歩道沿いに連なっている。 北山本山寺霊雲院(ほくざん ほんざんじ れいうんいん)は、原村の上方にあり 。 安岡寺の南山に対し北に有るとのこと。 |
||
本山寺は高槻市北部原盆地の北東約3kmの山間部にあり、標高は約520m。 神峯山寺から続く東海自然歩道に沿った参道を歩くこと約1時間で本山寺の「中の門」に至ります。 門をくぐると正面に高い石垣がまるで城壁のように立ちはだかり、そのうえに鐘楼を構えた広い境内が見わたせます。 本堂は境内から続く急な石段の先に建っており、その裏手には高槻市の最高峰であり、京都市西京区との境であるポンポン山(678m)へ続く登山道の入口があります。 |
||
黄金の道/本山寺へ |
中の門/庫裏の門 |
|
本山寺本堂は創建は、696年。1300年以前となります。1582年山崎の合戦で焼失し、1603年に再建されてから400年以上にもなります。 本堂に安置されている本尊の毘沙門天は平安時代後期の木造での国指定重要文化財。 その他、平安時代前期作の聖観音立像(国指定重要文化財)、不動明王(高槻市指定文化財)、宇賀神(うかじん)王などを安置されている。 11月ともなると、本堂内は深々と底冷えします。 |
本山寺中の門 この門は1603年(慶長8年)豊臣秀頼が伏見桃山城内の門を移築したという。 移築後でも400年以上に成ります。 中門を入ると、銀杏の落ち葉で黄金の絨毯の道となっていました。 上村さんが4月に訪問された時の報告は、「新しいお着物のお地蔵さん」をご覧下さい。 |
|
庫裏の中庭 |
||
本山寺庫裏の紅葉 |
本山寺の紅葉 |
本山寺の紅葉 |
開山堂/寅の石 |
本山寺の石段/鐘楼前広場 |
本堂の回りの紅葉 |