介護用品とは、介護に必要な器具や機器のことです。 介護の対象は身体障害者、高齢者が対象となるが、2000年の介護保険制度の発足により介護用品の購入が一定の条件下で補填できる制度が作られました。 現在では、デパートなどで特設コーナーが設けられている例も珍しくはなく、専門店も増えてきたようですが、高齢者向けの介護用品の種類、品数自体も爆発的に増加している。 これらの用具を一堂に展示し体験できるところは絶対必要です。大阪府が平成6年に設置された事は非常に良いことと思います。 最近では、韓国などの外国の方々の見学も増えているとのことです。 | ||
この高齢化社会は、国民全体で考え支えていかなければならない。介護知識・介護技術、福祉用具等の普及をはかる拠点として、本施設は必要で平成6年(1994年)に開設された。 当時は、大阪府は数年で財政破綻すると言われた時期です。横山ノック知事は施設の重要性を強調し充実させて下さったとのことです。 その後、太田房江知事になって以後毎年事業仕分けで見直しを強いられ続けているとのことです。 |
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電動車椅子 |
介護ベット |
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電動カート(電動車椅子)は、JIS規格が出来、国家公安委員会で型式認定審査をするようになったとのこと。 電動カートは、車両ではないとのことで、電動カートに乗っている人と同じ歩行者であるとのこと。 ※TSマークの電動カートは、巾長さの既定があります。それを越えると車両になるとのことです。(TSマーク:傷害保険・賠償責任保険付) |
車椅子で自走出来る角度は5度とのことで実施に体験してみるとやっと上れる角度ですが、腕に力がなければ登れません。 歩道等の縦断勾配は、本線の縦断勾配に係わらず5%以下とする。ただし、沿道の状況等によりやむを得ない場合には、8%以下とすることができると決められているようですが、補助人が必要でしょう。 健全者はこのような施設にきて体験走行してみることも必要な事と痛感します。 |
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車椅子 |
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高齢者が安心して住める住居のモデルルームの展示と色々の補助具が体験使用出来るように展示しています。 高齢者等の居住の安定の確保を図るため、一定のバリアフリー改修工事を行っう場合の特例措置が、各市で創設されているとのことで行政(市)と相談するようアドバイスをされた。 増改築等工事に係る住宅ローン減税制度も有るとのこと。 | ||
モデルルーム |
各種手すり |
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おむつ/靴 |
入浴用椅子/補助吊りベルト |
健康食品等/情報コーナー |
見学者の感想 ※1 本施設を見学して、介護機器と介護技術の進歩を目の当たりにしました。 願うことならあの種の機器に世話にならないように余生を送りたいものだと改めて感じしたが、何時もこのような機器や設備を考えて頂いている方や、身近で相談に行ける場所が有って心強いと思いました。 ※2 本施設を見学して、介護を身近に感じることができ、なんとなく不安に思っていたことも解消できるような気がします。 本施設の利用の仕方によっては、もっと心の支えにもなる施設になると思うのです。 来年3月でなくなってしまうのは、惜しい気がしますが、それに変わるような 身近に人々が支え合って温かく見守る施設ができるといいなと思いました。 ※3 今は二人とも元気ですが、近い将来、夫を介護するか、私がされるか、身につまされるものがありますので参考になりました。 事業仕分けの対象とか、日本の福祉行政の貧しさを、突き付けられたような気がします。 |