わがまち紹介
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平成21年1月 わがまち紹介

"寺内町として栄えたまち富田"
【 その2/3:清蓮寺・筒井池公園・本照寺 】

富田の寺内町には、戦国時代一向宗(浄土真宗)の北摂布教の拠点となった教行寺がある。この教行寺を中心とした真宗寺院の境内地すなわち寺内町であった。
寺内町は濠や土塁で囲まれるなど防御的性格を持ち、信者、商工業者等が集住したまちでした。
清蓮寺北側の塀は、当時の土塁を安全の為にコンクリートで補強されたものとのことです。
清蓮寺の正門の東に残る塀が当時の様子を残して居るとのことです。

清蓮寺の塀(昔の土塁)

清蓮寺正門/東門

↓ 富水遺澤碑(ふすいいさわひ)
富水遺澤碑は、筒井池公園内にある。富田の美田を潤した溜池が紅屋池またの名を筒井池。 溜池造った先人の苦労を想う碑で、命名は地元の漢詩人坂田十松氏による。
坂田十松(1894 1984)氏は筒井池公園の近くの出身です。著書に「十松百絶」がある。
坂田十松が富田の風景10箇所を詠んだ「富田十勝詩」のうち築山紅梅が石碑となっている。(教行寺境内にあります)

清蓮寺(せいれんじ)
江戸前期に隆盛を極めた富田酒の蔵元、紅粉屋の祖、清水利重が天正12年(1584)に建立。清水家の菩提寺であり、その一族でもある江戸中期の漢詩人、入江若水もここに眠る。
鐘楼・地蔵堂は三輪神社に鎮座していた三輪大明神を、神仏混交廃止令により明治2年に当寺に安置した。
安産の守り地蔵尊として村民の信仰を集める。
黒松は300年以上の樹齢と推定され、高槻の古木に指定されている。

清蓮寺で記念写真/境内

本照寺(ほんしょうじ)は、浄土真宗本願寺派の仏教寺院。富寿栄山(ふすえざん)あるいは富山と号し、富田御坊(とんだごぼう)ともいう。 寺の東側に立派な山門がある。
本堂は平成2年4月、市の有形文化財に指定
山門・東門・鐘楼は、平成17年6月14日に市の有形文化財に指定
寺内町富田の歴史遺産の一つである市指定有形文化財の本照寺山門及び鐘楼の屋根解体保存修理事業も平成20年に終わった。

富水遺澤碑/築山紅梅の石碑

本照寺/山門


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