観音寺 観音寺は、通称山崎聖天と呼ばれる古寺。山号の妙音山は地中から現れた薬師如来石像に「妙音山寛平法皇剏建地(そうけんち)」と彫ってあったことにちなむ。観音寺の表参道から仁王門への石段は長い。心臓や足腰の弱い方は、ゆっくり休み休み登られることをお勧め。観光寺院でないので、境内は静か。紅葉がきれいで大きな銀杏の木が有ります。 |
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観音寺/鳥居 |
山門/階段 |
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駒札説明によると、平安時代の昌泰2年(899)に寛平法皇(宇多天皇)が護願寺として創建されたのが始まり。その後、衰退したが、江戸時代初期の延宝 9年(1681)、宮中に出入りしていた摂津国の勝尾寺(箕面市)住僧の木食以空(もくじきいくう)上人が住友家、三井家など巨大豪商の援助を得て聖徳太子の作と伝えられる十一面千手観世音菩薩を本尊とし中興開山された。 |
以降、歓喜天(かんぎてん)を祀り、霊元、東山、中御門天皇の厚い帰依と商売繁盛・家運隆昌を願う住友家、鴻池家、三井家などの信仰や、京都、堺など商人の参詣を得て大いに発展した。こうしたことで本尊の十一面千手観音菩薩よりも歓喜天の信仰で賑わい、“山崎の聖天さん”として知られるようになった。本堂の左の聖天堂に、その歓喜天が祀られている。
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参道/銀杏の大古木 |
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大山崎山荘美術館は、大正から昭和初期にかけて加賀正太郎によって建築された「大山崎山荘」(登録有形文化財)を本館として、建築家・安藤忠雄設計による新館(1995年竣工)とともに公開しています。 山荘では錦秋の時節を迎えていました。植物の種類や日当たりなどの条件も重なりそれぞれ様々です。天王山の紅葉を背景にして、庭園のモミジ、ドウダンツツジ、銀杏、桂、桜など本当に目を楽しませてくれます。 | ||
山崎山荘の紅葉 |
山崎山荘の庭園 |
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