わがまち紹介
目次へ|戻る(その2/5)次へ(その4/5)

平成20年2月 わがまち紹介
“ 淀川から三島の表玄関:津之江 ”
【 その3/5:芥川歩道橋・芥川 】

芥川歩道橋は、高槻市清掃事業所(中川町)の前にかかる橋で歩いて渡るか自転車でなければ通れない橋です。
自動車に煩わされることもなく橋の中央から芥川沿いの北方(川上)にある山や南方(川下)にかけた高槻の山々の景色が一望できます。
西の堤には、桜並木が続きます。
芥川歩道線の掲示板にそって坂を下ると津之江1丁目に入って行きます。
この近くに昔は津之江港がありにぎわった事でしょう。

芥川歩道橋線/芥川歩道橋

歩道橋より北を見る/南を見る

芥川は、高槻市を南北に流れる一級河川である。上流には摂津峡で知られる自然のV字渓谷があり市街地にも近く、自然環境を残す貴重な場所として親しまれている。
城西橋より上流が大阪府、城西橋から淀川までは国土交通省の管理になっていますが川は境目無しに流れています。
国、府、市、学識経験者、市民などとともに、「芥川・ひとと魚にやさしい川づくり」が進められています。

芥川には多くの落差工(河床での洗掘の防止)があるために、魚等が上流に行けません。
芥川に「多くの生き物が次の命を育むための環境をつくろう」として「多くの種類の生き物が住める空間を作る」ために“木工沈床+乱杭”、生き物が自由に行き来出来るように“魚みちづくり”や澪筋(みおすじ:平時に流水が流れている道筋) 等を作るべく工事が進められています。

魚みち(階段)/魚みち(水路)

高槻市は、昭和30年代に入り、大阪・京都の中間という立地条件の良さから急速にベットタウン化し、高度経済成長に伴い河川の環境が悪化した。
見かねた一部住民による清掃活動や美化推進がボランティアの活動で進められています。
芥川や如是川の堤の空き地にも花壇が作られ、よく手入れされています。

ホタルの上陸地/木工沈床

芥川美化奉仕会手入れの花壇

このページの先頭へ戻る