わがまち紹介
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平成19年12月 わがまち紹介
"芥川の自然と郷愁に誘われるまちの散策:真上地区"
【 その4/5: 真如寺 】
真如寺の山門は真如寺川の堤防上の道に面しています。
田園風景の中に佇むお寺です。境内には大きな銀杏の木と大きな本殿の屋根が遠くから見えます。「雲雀(ひばり)鳴く 中の拍子や 雉子(きじ)の声」という松尾芭蕉の句が刻まれた碑があることで有名です。
真如寺は自性山龍門院と号して浄土宗に属し、阿弥陀如来を本尊とします。

山門

芭蕉の句の碑と本堂

創建の年月は元文年間(18世紀中頃)に芥川が氾濫、記録が流出して不詳であるが、境内の銀杏の木から推定出来る。近世は 高槻藩領として歴代藩主の信仰が厚かったという。 境内には庫裏、鐘楼堂などのほか、樹高約20mという銀杏の古木がある。
また本堂の前には「雲雀鳴く 中の拍子や雉子の声」 と刻まれた、江戸時代の俳人松尾芭蕉の句碑がある。
高槻市近傍に有る芭蕉の句碑は
@高槻市玉川2丁目にある玉川の里にある
『卯の花や 暗き柳の およびごし』の句
A高槻市西真上町の真如寺境内
『雲雀鳴く中の拍子や 雉子の声』の句
B三島郡島本町山崎の石山家門前に建てられている
『ありがたき 姿おがまむ 杜若』の句

本堂

境内には高槻市の古木に指定されている銀杏の木があります。
住職のお母さんによると、相手の銀杏の木(雄)は末広大神のイチョウ(西国街道芥川橋東詰の大銀杏)とのこと。
今後このような神社等の古木は樹林保護地区としてある程度は守られているとは思いますが、近隣地域との関係や経済的理由等で良い風が吹いているとは思いません。今後も末永く生きのびていってほしいと願っています。

住職の説明風景

古木の銀杏

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