教宗寺は、西国街道「芥川一里塚」を西側に約250m進むと道路から右手やや奥まったところにある。 「神恵山教宗寺」は浄土真宗本願寺派(西本願寺)に属し、本尊は阿弥陀如来である。 田淵久兵衛教宗が親鸞上人の弟子となって了専と名のり、弘安10年(1287年)に自宅を寺院に改めたのが教宗寺の創始と伝えられている。 境内に昔の石風呂といわれる石槽は大阪府指定有形文化財です。 |
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教宗寺 山門 |
改修中の教宗寺本堂内 |
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その後、寺は大破したため、元禄5年(1692年)に再建。境内には本殿、庫裏、鐘楼堂などがある。 この度、成喜建設(株)が本殿の改修をしておられ、倉本社長の好意で、寺院の改修現場を見学させて頂いた。 本堂改修工事のキャッチコピーとして 「ふるい<は>あたらしい」・・・ 古いものを生かし、新しく開発改善するというコンセプトとのこと。 |
明治40年(1907)に改修工事が行われている。
全体調査を行った中で、当時の社会情勢の面影が浮かんだとのこと。
当時の教宗寺再建に携わった方々の思いを大事にくみとり、その思いをこの度の技法の中に仕組み、今日失われつつある伝統意識・・・「古いものを生かし 新しい開発(改善)」することをコダワリとして取組んでいるとのこと。又、
全て手作り工法を採用しているとのこと。 |
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本殿 向拝部(新築) |
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改修工事の計画に当っては、まず平成3年書院増築及び鐘楼を改修され、平成4年庫裏増築された。 今回、本堂改修工事と山門改修工事をされている。 平成16年2月より開始され平成19年3月までに事前調査を完了し、平成19年4月8日現建物全体の清めを行い、工事を開始された。 本堂の完成は、平成20年の春とお聞きしました。 工事完了まで “ご安全に" | ||
旧柱・梁は活用 |
柱・梁の外装工法 |