わがまち紹介
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平成19年11月 わがまち紹介
"歴史の散歩道:浦堂地区"
【 その3/4: 安岡寺 】

表入口を入ると、直ぐに「山門(総門)」があります。 古びた感じを漂わせている「山門(総門)」は周囲の木立にとけ込んでいます。 100メートルほどある長い石の階段を登りきった先に、ようやく本堂が見えて来ます。
安岡寺の各堂等の配置略図が本堂前広場の片隅にある安岡寺の説明板に書かれている案内図を写真撮影しました。

安岡寺石柱門/碑

山門/下馬碑

安岡寺は第49代光仁天皇の子で第50代桓武天皇の兄にあたる開成皇子によって宝亀6年(775年)に創建されたと伝えられ、開成皇子が自ら一刀三礼の観音像を刻んで本尊とし、安置したといわれている。 ご本尊様は、秘仏・如意輪観世音菩薩様。そして、愛染明王様と、弘法大師作の不動明王様が、脇仏として祀られています。

 戦国時代に高山右近の兵火に遭い荒廃したようであるが、17世紀後半の寛文年間に復興され、4塔頭をもつ大きな寺となり大いに栄えたという。
 しかしながら、明治時代の廃仏毀釈の法難により現在の規模になったといわれている。
↓ 叶観音堂
古くは阿弥陀堂と呼ばれていたが、現在は金銅聖観世音菩薩立像をおまつりしている。

本堂/本堂参拝

← 青梅観音堂/千手観音坐像
俗称青梅観音の名で親しまれ、高槻真上村の安正寺(青梅寺9のご本尊であったが、その寺が廃寺となるに及んで安岡寺へ移安された。
ご本尊は檜材、一本造、半丈六の大像で、十世紀中頃の製作と考ええられている。
日本でも十一面千手観音像としては珍しい大像で重要文化財に指定されています。

青梅観音堂/千手観音坐像

叶観音堂

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