わがまち紹介
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平成19年10月 わがまち紹介
"歴史の散歩道:高槻市上牧地区"
【 その4/4:春日神社・鵜殿地区 】

春日神社(上牧)は、始めは「一の宮」と呼ばれ春日大社の一座であったが菅原道真が左遷の時、当社に立ち寄った縁から菅公を合祀。
上牧、鵜殿、井尻各村の鎮守として信仰厚かった。
神南備神社は、神南備の森に鎮座していたが、大正4年に神南備神社も合祀された。

春日神社鳥居/説明板

春日神社本殿/神社の古木

神社の前の広場は下馬場でこの道は、鵜殿村まで通じていたとのことです。
春日神社、鵜殿の村の高さは、当時の堤防の上にあったとのことです。
境内には、クスノキ(クスノキ科)やコジイ(ブナ科)の古木で覆われた大きな神社です。 境内は、何時もきれいに清掃されて心休まる神社です。
境内の右奥、見落としてしまっが、美しい池がある。そして、小さな社が長い歴史の中で、ひっそりと侘むようにしている。

淀川河川敷の上牧と前島の間に広がる鵜殿では、ヨシなどの大型湿性植物が群生しています。
鵜殿の歴史は古く、紀貫之の「土佐日記」にも登場し、鵜殿を含む鵜殿村(現在の鵜殿町・萩之庄・井尻・上牧のあたり)についても、三島江や玉川の里などとともに古くから歴史に登場する。

春日神社本殿/一宮神社灯籠

淀川の水際に広がる河川敷は、葦の群生する「雉」や「雲雀ヨシキリ」など多くの野鳥や「キツネ」、「イタチ」などの獣たちの楽園でもありますが、そのバランスを保つのは、生い茂った葦(ヨシ)の原に負うところが多く、水の浄化や野鳥の隠れ家に重要な役割を演じているのです。
平成19年2月25日、前島〜上牧地区において毎年恒例の鵜殿のヨシ焼きが行われた。
葦原を焼くことによって、葦の生育を助けている。

鵜殿葦の原碑/説明石碑

H19.2.葦焼き/葦焼き風景

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