平成19年8月 わがまち紹介
"幻(まぼろし)から現(うつつ)の都のロマンを尋ねる:長岡京市"
【 その2/4:神足遺跡跡・神足神社 】
←JR長岡京駅東口広場 1931年(昭和6年)8月1日 国鉄の神足駅(こうたりえき)として開業。 1995年(平成7年)9月1日 長岡京駅に改称された。 駅舎前に車掌車ヨ8000形が静態保存、かつて使われていた0系とD51系の車輪が展示保存されている。 京都府の運転免許試験場(当駅下車後阪急バス利用)への利用者が多いとのこと。 近年駅周辺にマンション、ビルが建設され、道路も舗装され外観は綺麗です。 |
||
JR長岡京駅 東口広場く |
神足遺跡 |
|
土塁・空堀 神足神社の参道横は竹藪となっているが、ここに案内板があり、土塁・空堀が残っていて、一部横矢掛の土塁となっていた。この土塁と空堀は、細川藤孝が築いた勝龍寺城の外郭の一部で、神足城(神足屋敷)を勝龍寺城築城に際して曲輪の一部として取り込んだものだそうです。 案内板の記述によれば、発掘調査で神社の東側(現在消滅)にも土塁と空堀があったことが確認されている。 一部でも良いので昔の原型を見ることが出来ると良いのですが。 |
↑ 神足遺跡 調査の開始は昭和53年(1978)です。 弥生時代の「神足遺跡」跡は今小学校になっている。 弥生時代からの古墳や長岡京から室町時代にかけての複合遺跡として注目された神足遺跡。 神足遺跡には、今から1万1千年前の旧石器時代から室町時代までの複合遺跡が残っている 出土物には、石鏃、石剣、石包丁、石斧などの石器類や、壷、甕、高杯、鉢などの土器類が大量に見つかっているとのこと。 |
|
土塁・空堀 |
||
神足神社<こうたりじんじゃ> 田村(神足村の旧名)の池に、天から神が降り立ち、宮中を南から襲おうとした悪霊を防いでおられた。 そこで、桓武天皇は目覚められ、田村にこの神を祀る神を建てさせ、太刀と絹を秘蔵させたということです。 この、「桓武天皇の夢」の伝説が生まれ、この社は「神足神社」と、また、田村の地名は「神足村」と呼ばれるようになりました。 駅伝の神さまとして紹介もされています。 | ||
神足神社 本殿 |
神足神社参道 |