平成19年3月 わがまち紹介
”高槻市の鎮守の森:上宮天満宮"
(その3/4)【 写真集 】
旧本殿は豊臣秀吉の寄進を受け、片桐旦元の造営によるものだったが、1996年(平成8年)11月放火により焼失、新しい本殿は2002年(平成14年)に我国で初めての試みとして、建材の全てを竹により建立された。 本殿の再建に当っては、日本国内の多くの竹に纏わる専門の方々の意見を聞いて、境内にたくさん有る竹の利用も考え決定されたとのこと。 丸い柱は、竹を接着剤(日本の接着技術は世界一)を使用し、まず四角の柱にした上で丸く仕上げたとのこと。 完成時は、全国からの見学者が絶えなかったとの事です。 |
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本殿/本殿の側面 |
竹で作られた本殿/屋根 |
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割拝殿 江戸時代初めに高槻城主の永井直清公の寄進造営したもの。 幕末の文政期に奉納された三十六歌仙絵額が、ここに掲げられている。 神楽所 楽人たちの奏楽で、巫女さんが神楽舞いをしたところ。 今回改修され何時でも使用出来るようになったとのこと。 |
竹作り本殿の考え方 ○竹材を使用する 改修は所有竹林からの竹材を利用できる ○シンプルな直線のみの形態・・・屋根の形状など ○構造をユニット単位の取替構造・・・ボルト構造) この思想は、境内のいたるところで見られる。 柵は境内の材料で作られているし、落ち葉はコンポストを使用し堆肥にされています。 風力発電設備もあります。 |
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拝殿/神楽所 |
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祭式殿 本殿としてご祭神の分霊も鎮座し、ご祈祷の諸祭式はすべてここで行なわれます。和室三つはご祈祷待ちや歓談おくつろぎに、また会合・研修などに使用されます。 2階も同じ造りで、ご祈祷も行われるとのこと。 香梅殿 記念写真室、書庫、茶室となっています。 テラス付の広間は、広い庭園を見ながら大茶会など多くの行事が催されています。 | ||
本祭式殿入り口/待合室 |
香梅殿/中庭 |