わがまち紹介
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平成18年10月 わがまち紹介
"隠れキリシタンの里:千提寺地区"(その4/5)
【 愛と光の家・天満宮・クルス山】

愛と光の家
カソリックの黙想の家。入り口の正面に高山右近の像がありました。
礼拝堂にて丁寧な説明を受ける。愛と光の家は世界に75ケ所で日本ではここのみで1980設立。神父さんが亡くなられて3年になるが、6人の信者で全てを行っておられる。
日本風祭壇で非常に落ち着いた教会で内部です。
愛と光の家の黙想会は、講話と祈りにより、現代社会における信徒の生活に関する諸問題を取り上げ、聖霊の光を求めるものです。

愛と光の家

天満宮

バス停の千提寺口から千提寺には高山右近の小道わ散策しながら約20分程度歩きますと千提寺に入ります。
千提寺は、36軒の日本の山村そのものといった風情の、静かで美しい地域です。
隣近所とはお互いに親密な付き合いの穏やかで静かな山村と言えるでしょう。
千提寺からは、キリシタン自然歩道の道標に沿って約30分歩くと忍頂寺に出ます。
千提寺は在りし日の信者たちに思いを馳せながら、心の洗われる時間を過ごすことが出来ました。

↑ 天満宮石段
千提寺からクルス山に向かう途中に天満宮があります。
少し急な石段ですが登り本殿に出ます。
全員この急な石段を登り境内で昼食をとる。
 クルス山には、キリシタン遺物発見の端緒となった遺品である墓標があります。
キリシタン自然歩道を進むと道の横に緑色の小さな看板があります。
あぜ道を進むと白い地蔵堂がありその前を約50mほど進むみ左の方に約10m程度行き右に回ると小さな墓標のお堂が見えます。

千提寺の風景

千提寺の山林(通称クルス山)には「切支丹信者墓碑発見地」(昭和4年(1929年)3月大阪府建立)の碑があり、その傍らに光背形立石型の2基の墓碑(説明板によるといずれも表面上部に二支十字章が彫られ、左側の碑には慶長6年(1601年)4月1日人名佐保 教名カラゝ。右側の碑には慶長17年(1612年)人名・教名とも不明と彫られていた)や、遺物発見のきっかけになったといわれる光背形立石型の墓碑(説明板によると表面上部に二支十字章と慶長8年(1603年)正月10日上野マリヤと彫られていた)が残されていた。  

クルス山入り口

墓標

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