平成18年 8月 わがまち紹介
"自然と史跡の探訪:大山崎"(その3/5)
【 待庵・山崎宗鑑句碑・大念寺・宝積寺 】
← 国宝の茶室「待庵」 JR大山崎駅の改札を出て左側に見えるのが「待庵」です。 見学を希望するには事前に予約を要します。団体は受付てくれません。 極小にして簡素であることの美しさ。日本的美学のひとつの真髄が、ここにある。千利休が創作した唯一の茶室とも、にじり口が設けられた最初の茶室ともいわれ、数寄屋づくりの原点とも言われる不朽の造作。時の統治者・豊臣秀吉も、しばしばここに憩ったそうな。その秀吉の衣が触れたという「袖摺松」は、近年枯れて茶器となったという。 |
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国宝の茶室「待庵」外観 |
山崎宗鑑句碑 |
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↓ 宝積寺 (宝寺) [ほうしゃくじ] 山門の階段で記念撮影 聖武天皇が勅願し、僧行基が建立したといわれる古刹です。 寺宝として国の重文に指定されている木造阿弥陀如来立像があり、鎌倉時代新様をうかがわせる天台系阿弥陀如来像の優れた作です。 本堂左横にある小槌宮には大黒天がまつられ、打出の小槌で、参詣者に福徳を授けています。 福徳を授けてもらったら一目さんに無言で山門まで走る出る。 |
↑ 山崎宗鑑句碑 山崎宗鑑は室町時代の連歌師で、近江国志那(現在の草津市)の出身です。 若い頃から連歌になじみ、反骨精神と滑稽を身につけていた宗鑑は、八幡宮社頭での月例連歌講と、ここ舟橋川畔の観音堂にあった霊泉連歌講の二つのリーダー。 うずききてねぶとに鳴や郭公 表の意味:「卯月が来て声太く鳴いているのはホトトギスですよ」 裏の意:「根太(=腫瘍)が疼いてきて泣いているホトトギスさんよ」 |
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天王山への登り坂 |
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↑ 宝積寺への坂道 山崎宗鑑句碑から大念寺・宝積寺へは大きな木に覆われたなだらかな坂道です。 この参道では、小鳥のさえずりを聞きながら、息を弾ませて登ります。 → 大念寺 重要文化財の「阿弥陀如来立像」が有名です。 ・約81センチの小さな仏様です。像内から弟子達が結縁納入 した数々の品物が発見されました。 ・境内の墓地には古く珍しいお墓があります。 |
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宝積寺 |
大念寺 |