平成18年 6月 わがまち紹介
(その1/2)
"ROSEPLANのまち:番田"
1.流域下水道組合 淀川右岸流域下水道は、淀川水系芥川流域を処理区とした流域下水道で、関係都市は、高槻市、茨木市、島本町です。昭和45年に都市計画決定され、昭和45年より事業着手しています。前島ポンプ場においては平成11年3月に雨水滞水池を設置し合流式下水道の改善を図っています。 |
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2.下水処理の全般について 各家庭等から排水された下水は、下水道管を通って下水処理場の来ています。 下水処理場には、下水道管3mφで、13万Ton/日(処理能力17万Ton/日)の下水がまず汚水沈砂池に来ます。 1)汚水沈砂池 入って来た汚水の中のゴミや砂が取り除かれます。 |
2)最初沈殿池 沈砂池からポンプで最初沈殿池に送られます。 ここでは2時間ほどかけて汚水の中の沈みやすいものを沈め曝気槽に行く。 3)曝気槽(エアレーションタンク) 水中に空気を送り、微生物に下水の中の有機物を食べさせる。 曝気槽から最終沈殿池に送られる。 |
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4)最終沈殿池 曝気槽から入って来た微生物のかたまり(活性汚泥)をこの池で4時間ほどかけて沈ませる。 きれいになった水を水質試験をしその後で塩素殺菌をして川に放流している。 現在建設中の設備は、高度処理施設(急速砂濾過池)で、窒素やリンといった富栄養化の原因物質等を多量かつ確実に除去できる設備とのこと。 |