11月 わがまち紹介
"霊峰への道;神峰山寺と神峰山の森自然園"
その 1/2(神峰山寺)
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月 日:平成17年11月17日(木) 集 合 場 所:神峰山寺山門(仁王門) 高槻市大字原3301−1 市営バスで原立石下車徒歩約30分 参道の入口には、京坂越えを行き来した荷役牛を供養する牛地蔵がまつられている。 高槻の秋の澄んだ冷気、紅葉を楽しみながら神峰山寺へ。 神峰山寺 10:00〜12:00 神峰山寺の参拝・住職のお話を聞き・寺内の観光をしました。 ↓ 説明は、神峯山寺 住職 近藤 眞道氏。 1)神峰山寺の歴史 2)その他 |
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↑ 神峰山寺に着いたら本坊の中庭を通り奥へ奥へ進み大きな講堂へと案内されました。 → 講堂は暖房されており、テーブルの上には、湯茶まで準備していただいていました。 住職からは身近で分かりやすいお話をしていただきました。 天台宗・修行・檀家・勧請掛・笈掛石・原の綱引き神事の話等々。また 神峰山は、比叡山、伊吹山などとおなじ大和七高山の一つであると。 天武元年(683年)に創建.開成皇子によって宝亀5年(774年)に再興され,歴代天皇の勅願所となり、菊の紋が家紋に入っています。 |
↑ 神峰山寺の境内は、春から夏には緑に覆われ、「大阪みどりの百選」の碑がある。 今回、講堂の西の障子を開けて、廊下に座ると日向ぼっこが出来、窓の外の紅葉が眩しい。 ↓ 笈掛石 神峰山寺の「仁王門」の外側にある橋の手前、神峰山寺に向かって左側の山際に「開山役行者・笈掛石」と書かれた石碑が立っている。 住職のお話では、行者が山門を歩いている被衣(かずき)をかぶっている人の後を付いて行ったら彼女が被衣を石に掛けたと、その石のところに行って見たが彼女は消えていなかったと。 |
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← 参道の途中に、道の両側に石柱が立てられこれに竿を渡しこの竿に樒を結びつけた「勧請掛」(かんじょうがけ)がある。 しめ縄の原型ではないかとのこと。12本有ることから1月から12月を意味しているのでは。 毎年、12月23日9時から27檀家によって掛け替えられるとのこと。縄に樒(しきみ)を結びつけたもので、聖地との境界を意味していますが、堂島の米商人らは、その長短などで米価や株価を占ったといわれています。 神峰山寺は開放されたお寺で、毎日数千人の方がお見えになっておられるとのことです。 |