10月 わがまち紹介
京都大学 阿武山地震観測所 見学記
お天気に恵まれ40分の道を歩き観測所に着いた。 下から見上げている時は小さいモダンな建物と思っていたが 広い土地に結構大きな観測所に驚き!! 昭和4年に新築、もう75年も経って、大分古くチョッピリ哀れを感じた。 京都から阿武山に移って来たとき、奈佐原の土地を、借地として300年契約と気の長い話。 後220年余り・・・・。 今日見学した人たちは、あと200年は長すぎ皆んなこの世にいないと、大笑い。 中村先生に所内を説明して頂く、写真のよう観測機もここ数年まで現役で働いていたと、今はお役ごめんで寂しそう・・・・・。 ローラーで振動をキャッチしてペーパーにグラフが表れる、 ひどい地震の時は針が振り切れて上手く記録されないため 徹夜で四苦八苦して直されたようです。 阪神大震災のときは阿武山地震観測所だけが作動して データーをいろんな所に送ったと言われてました。 今は近くに住宅が出来、トンネルを掘ってそこで観測されているそうです。 昔から 「地震 雷 火事 親父」? と言われましたが どうして地震が恐いのかと私は疑問に思っていましたが、 最近の地震のニュースを見聞きしているとやはり諺通りとつくづく感じました。 でも正確なな地震の予知だけは今も出来ないようです。 満ち潮 引き潮の時に少しは関係あるようなことも、おっしやってました。 いつの日か正確に地震予知が出来ますように願います。 ”緻密で地味な研究でしょうが頑張って下さい” 最後に屋上に上がらせていただき、お天気もよかったせいか 梅田のスカイビルまで身近に見え、「さらにあそこが我が家だ!」と双眼鏡で 見ながら童心に返ったようでした。 見学後、観測所の庭に「アケビ」が成っているのを見ました。 私はアケビをはじめて見て、嬉しさの余り どんなお味かしらと一つ持って帰りました。 熟していて綺麗に開いて。 種の周りの白い所を食べると教えていただきおそるおそる食べました。。。 お餅の様な食感で食べるところは少しだけ どう表現したらいいのか。。。。。。 アケビとはこんなものだと分かっただけで 嬉しい〜〜〜。 参加された方々も普段見られない観測所で説明受け、専門用語が多いし、難しいながらも 意義ある半日であったと喜んでおられました。 記 M.K. |
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