8月 わがまち紹介
"清水の里:大冠浄水場(浄水管理センター)
おいしくて安全な水を!!(その2/5)
高槻市の水道を考える
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← 田原課長より全般のお話・ビデオで水道の全般を学習後、初代所長より水道事業の講義を受けた。 → 高槻市水道事業の始まりはいつ 高槻市は、昭和18(1943)年、市政施行にあわせて水道が誕生した。最初の水道は、京阪電気鉄道梶i現在の阪急電鉄梶jが自社経営住宅地に給水する目的で、昭和4年6月15日に起工し、同年に完成したものです。 左の写真は、通水60周年記念として当時の井戸用地に建てられた記念碑です。 3本の石の柱は、「清浄」「豊富」「低廉」を表現している。(建碑:平成15年12月) |
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→ 水道水は安全ですか? 高槻市では、市民の皆様がお使いになる水道水の検査だけでなく、水道水のもとになる原水や浄水処理水、さらには浄水場出口の水についても、水質検査を定期的に実施しております。 これらの検査のため水質試験室では、ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)や誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)といった高精度の分析機器を整備し、水道水の安全確保に努めています。 |
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↓ 初代所長より水道事業の全般の講義風景 水道事業の財政は? 現在は、平成12年度に策定した「安全で安定した給水、信頼されるサービス、経営基盤の強化」の3つの経営目標を掲げた水道事業基本計画(13〜22年度)の前期実施計画として策定した経営効率化計画(13〜17年度)に沿って、計画的効率的な事業運営を図っています。 しかし、水需要は長引く景気低迷と節水機器の普及などにより長期の減少傾向が続いており、水道料金収入の減少が大きく影響し、平成13年度から3か年連続の赤字決算となっています。 |
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← 高槻市の水源? 高槻市の水道水源は、自己水源が約30%、大阪府営水道からの受水(水道水)が約70%となっています。 自己水源のほとんどが地下水であり、大冠浄水場で地下水を利用しています。 地下水は水質が良く、水道水の製造原価が安いことから、経営面において本市水道事業にとって大変重要な水源であり、また、水量も安定しているため、渇水時においても大変有効な水源です。 なお、川久保・樫田両地区の簡易水道では、河川の表流水を利用しています。 |
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