6月 わがまち紹介
“阿武山に広がる”
《大阪薬科大学の薬用植物園》
(その4/10)
温室(その2/2)
← ハナキリン「花麒麟」 鋭いとげと緑の葉をつけた多肉茎に、可憐な紅赤色の花が咲く美しい植物です。 葉は若い茎にのみつき、古い茎では落葉し、鋭い刺ばかりになります。この刺は、托葉の変化したものです。葉腋から花柄を出し、4花がかたまって咲きます。花に見えるのは「苞(ほう)」と呼ばれ、花の基部の葉が変化したもので、本当の花は中心にある小さなもの目立たないものです。 1年中よく花を咲かせることから「花キリン」の名になった。 |
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→ 温室は、約142uで薬草のみでなく、鑑賞して楽しめるようにもなっているようにも思えた。 ↓ サンセベリアローレンティ 葉が肉厚な多肉植物です。 訪問したときは、花が咲いたあとでした。 トラノオと紹介されたり、サンスベリアとも言います。 マイナスイオン効果が高いと紹介され一躍、大人気になりました。 お部屋に飾っておくだけで、「マイナスイオンを出してくれる」とのこと。 |
↑ ヒトツバ「一つ葉」 「誰がこんなにいっぱい葉を地面にさしたの?」と思えるくらいおもしろい生え方。裏には子供(胞子)がいっぱい。 岩上や樹上に着生する常緑のシダ類である。葉が一枚、それで「ヒトツバ」の和名がつけられている。葉の裏は茶色で、乾燥に強く笠沙では普通にどこでもみられる。 ↓ コショウ コショウには、通常、黒コショウと白コショウがあります。 |
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→ 白コショウの方が値段がやや高いが、元々はどちらも同じ植物の果実で、加工の方法が少し違うだけです。
黒コショウは、果実が熟しきらない緑色のうちに摘み取り、醗酵させたあと、天日で乾燥させる。緑色の表皮が黒褐色に縮んで皺だらけとなり、黒コショウができる。 一方、白コショウは、果実が熟して赤黒くなってから収穫し、水の中に沈めて、柔らかくなった外皮を取り除き、陽に晒したのが白コショウです。 白コショウは、栽培期間が長く、加工に手間がかかり、しかも体積が減るので値段が高くなるのも当然ですね。 |