6月 わがまち紹介
“阿武山に広がる”
《大阪薬科大学の薬用植物園》
(その2/10)
見学会風景
← お世話になった高橋勉先生です。 植物の話のみでなく、関連のお話もして頂きました。個別の質問にもわかりやすく答えて頂きました。 Q:輪作は出来るのですか? A:輪作しないように、毎年場所を変えながら植えています。 土つくり(腐葉土や鶏糞などを入れる)や追い肥には注意をしています。 種類の多さ、行き届いた管理された園を見せて頂きました。 この広さですと専門者は1名で良いとのこですが、後継者の育成に問題が有るでしょう。 |
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→ 先生が「この木の葉は甘いですよ」と言われ、みんな葉っぱをとり味わいながら説明を聞く。 砂糖よりも甘みの出る葉っぱが有るのですね。 「この実を触ってご覧」触るとチョコレートのにおいがあたり一面に漂う。 「この葉を触って」と言われ、心地よいハープのにおいが漂う。 次々と説明を受けましたが、「我々はどれだけ名前を覚えらたかな?」 「日々感心を持って薬草を観察していると良いですよ」と。観察は、見て・においを嗅ぐ・触って・味覚で確認する。でも毒草に注意して下さい。 |
↑ 各植物には、名称銘板と説明板がついています。 説明板を読みながらの見学では、前に進まずついつい遅れてしまいます。 でも、家の庭にある薬草を見つけると、説明板まで読んでしまいます。 「その薬草は、株分けしてもいいですよ」と言われ、株分けをしていただきました。 来年花が咲くのが楽しみです。 日々見ている植物にこんな薬用効果があるのかたと再発見の連続・感心しながら見学は続く。 |
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← 先生が「この木の葉を噛んでみなさい」と言われ、葉を取って下さり、噛んでみる。 「何の味も有りません」。その後先生から頂いた砂糖を舐めても甘みが有りません。「甘みを消してしまう木の葉です」といわれ、我が舌を疑う。 2〜3時間もすれば元に戻りますと言われ、一安心。 「ギムネマ抽出物は、健康な血糖値や肝臓の機能を良くする作用が有ります。」 → 先生に「あれは何ですか?」 「ビカクシダで、鹿角形の白色綿状の葉を垂れ下げるユニークな姿の着生シダです」。観賞用 |