わがまち紹介
目次へ|とんだのまち(4/4)へ|神社・仏閣のまち(2/3)

わがまち紹介
”富 田”
(やすらぎの神社仏閣・伝統の酒造り・福祉のまち)
「とんだの神社・仏閣 1/3」


蓮如上人の腰掛石
蓮如上人の腰掛石  西五百住町
 清蓮寺の北の辻を東に進むと、旧東岡宿地に、天正13年(1585)にはすでに富田宿と呼ばれる町場が形成されていた。
 その先に永照寺(今はマンションが建っています)の境内に蓮如上人が河州光善寺よりこられた時、腰を掛けて説教されたといわれる腰掛石があります。
 戦時中はこの寺が幼稚園になっていたとのことで当時も思い出を懐かしむ人も多くいます。
清蓮寺
清蓮寺  富田町4丁目
浄土宗 本尊 阿弥陀如来
  当初この地に念仏堂が建っていたが、地震で崩壊し、天正12年(1584年)に紅屋清水利重が、良閑和尚を招いて創建したと伝えられている。
紅屋は江戸時代前期に隆盛を極め、富田酒の酒元として栄華を誇り、以来この寺は、清水家の菩提寺となっている。境内には樹齢400年といわれる老松があり、元禄7年(1694年)造営された本堂、庫裏、鐘楼堂や、富田各地から集められた石仏などがある。また清水家の一族である入江若水の墓や漢文碑などがある。
 本照寺
本照寺   富田町4丁目
浄土真宗本願寺派、本尊 阿弥陀如来
本願寺七世存如、またはその常随式部生信が応永34年(1427年)に開基したとされる。 開基時の寺号は本遇寺で、のち光照寺と改号され、後継者として本願寺13世良如の弟、円従、良教を迎えることを懇願した為これを許し、本願寺の一字を与えて光照寺を本照寺とした。
 本堂前庭に富寿栄之松と呼ばれる黒松があった。冷泉為村が母麗樹院の五十回忌法要を当院で営んだ際、老松に"富寿栄之松"と命名したものである。国の天然記念物で樹齢600年〜700年といわれ、庭全体に広がるほど大きな木であったが、昭和47年(1972)頃枯死した。

目次へ|とんだのまち(4/4)へ|神社・仏閣のまち(2/3)