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紫蘇の実の佃煮
プチプチ食感の“紫蘇の実の佃煮”
 しその蘇という字は「よみがえる」という意味があり、身体に良さそうですね。
葉は、お料理に使われ食欲が増します。お刺身などに添えられているしその実の部分も、美味しく食べることができます。
 青しその実の収穫時期は、穂先に花が少し咲き残っている穂を選んで収穫します。
花が多く残っている穂は、まだ実が少なくてプチプチ感が感じられませんし、かといって、花が完全に落ちた穂は種が固くなってしまい食感が悪くなってしまいます。
 茎から実を外す時は、根元から穂先に向かって、しごくようにすると簡単に取ることができます。
ただし、大量に素手でやると、しそのアクで指が染まるので、使い捨て手袋をしてくださいね。
しその実の佃煮レシピ
材料
  しその実   120グラム
  しょうゆ   100cc
  さとう    1/2カップ
  酒       50t
  みりん     50cc
作り方
1.実を茎から外します。
  その実を水洗いして水気をきります。
2.鍋に湯を沸かし、沸騰したらしその実を入れてサッとゆでこぼし、冷水で冷やして水を切ります。
3.鍋に、しその実、しょうゆ、さとう、酒、みりんを入れ、はじめは強火、煮立ったら弱火で煮込みます。
4.水分がなくなって来たら、出来上がりです。
プチプチ食感が面白い。
紫蘇の実は、おにぎりの具に、ご飯にのせて食べたり、即席漬けに混ぜたり、飽きない美味しさです。

2020年10月20日      記・写真 大岡 津奈子