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北海道の大きなフキの
煮物

名を「ラワンブキ」という、日本一の巨大ふきは最長3メートル、茎の直径10センチあるそうです、6月中旬が収穫時期。北海道生まれの夫は昔々学校帰りに雨が降るとその大きなふきの葉を茎から折り傘の代わりにした・・・と話していました。最近このふきを頂きました。確かに長くて太く初めて見た私はびっくりしましたが、葉もなく途中で切ってあったので長さ80センチ、直径4センチ前後。調べてみるとこの「ラワンブキ」は、JAあしょろ(足寄)の登録商標でブランド維持の為、種苗は持ち出し禁止だそうです。また北海道遺産にも選ばれ益々有名になったとか。あのアイヌ伝説「コロポックル」にも登場、「コロポックル」というのは「フキの下の人」といった意味合いで、どこからか山の幸を運んでくる小人の神様、つまり小人気分になれるのだそうです。とにかく太く(空洞が大きい)煮物にする時その太さを残したくて輪切りにしました。久々に大鍋使用しご近所に配りました。味は水ぶきと同じでしたが食べ応えがありました!
ラワンブキ

材料 
  ラワンブキ 4本、 干ししいたけ15個、
サラダ用昆布25g
だしのパック 1個
醤油 半カップ 塩少々
作り方 
1. たっぷりのお湯でゆがき皮をむき、2,3度水を変え一晩水に漬けておく。
2. ふきは4センチくらいの筒切りにし、戻した干ししいたけ、サラダ昆布 (すぐに軟らかくなる)、全部を鍋に入れ材料ひたひたの水とだしパックを 加え沸騰したらガスを切る、途中で醤油を分けて入れる、を繰り返す。
3. 最後に塩で味を整える。
記 中川 加奈子  

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