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むらさきつるくさ
“おしたし”


材料<br畑のむらさきつるくさ

 「むらさきつるくさ」は、熱帯アジア原産のつる性一年草で、古くから海岸や野山などに 自生し、高温多湿を好み生育も盛んです。
 葉は互生し葉柄がある広卵形で、年間を通して中葉の脇から肉質の長い花柄を出し、多数の小花を咲かせます。
花色は 白色から淡紅色となり、花弁はなく、開花後萼は大きくなり、球形の偽果からは紫色の汁が出ます。
紫色の色素を含むことから、「むらさきつるくさ」と呼ばれています。
繁殖は、2〜3芽を付けたつるの挿し木で容易にできます。
「むらさきつるくさ」は、あさがおのように 蔓で伸びます。

 写真は畑になっている姿を撮りました。
昨年作ったら、今年はその種から芽が出てきました。
花は、料理のつまに色添えに使えます 花の後にむかごのような玉ができます。
葉をとって食べても、蔓の先っぽを摘んで たべてもいいのです。
栄養はビタミンAやC、カルシウム、カリウムなどを含みます。
繊維分が硬くない葉や新芽、則枝、花軸や花幼果と多くの食材部分が利用できます。
独特の香りヌメリがあり好き嫌いが分かれます。

 調理は、和え物や炒め物、天ぷらができます。
油で調理すると便秘効果になります。
ゆでると少しぬるぬるして モロヘイヤみたいです。
茹でて 食べやすいように切って 胡麻醤油で食べました。
ねばねば系ですから 健康にいいようですよ。
  T.O    

<brむらさきつるくさの葉

<br「むらさきつるくさ」の「おしたし」

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