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サツマイモ
つるの煮もの

 我が国では年間に約 100万tのさつまいもが消費されています。その用途は大きく青果用(44%)、焼酎原料用(21%)、でん粉原料用(21%)、加工食品用(9%)の4つに分けられるそうです。
 サツマイモはヒルガオ科の野菜で、日本ではたいてい地下部の芋のみが利用されています。
戦時中及び戦後の食料不足時は、代用食として、サツマイモを食べました。
 サツマイモの芋はデンプンが多いのでエネルギー供給源としての穀物的主食としての性質と、ビタミン・ミネラル・食物繊維源としての野菜的性質の両方を兼ね備えている。サツマイモを主食とする人々は健康で長寿だそうです。
 サツマイモのつるを食用とすることにより、生活習慣病の予防になると言われ、最近 道の駅 などでも多く売られています。
 サツマイモの蔓(つる)は、のびて邪魔になるのでつるを切った。蔓から出ている葉茎を「サツマイモのつる」として料理します。
サツマイモのつるは、食物繊維たっぷりでヘルシー。
ほのかに甘く、サツマイモの味がします。
“サツマイモのつるの煮もの”作り方
1.サツマイモのつるを5cm長さに切って、塩少々を入れた熱湯でサッとゆでてザルにあげる。
2.サラダ油を熱して上記1.を入れて少し炒めてから少量のだし汁を入れて、しんなりするまで煮ます。
みりん、しょうゆを入れて、煮付ける。
油揚げなどを入れるとおいしい。
※ しょうゆを多め入れて佃煮のようにしても良い。
※ つるは太くてかたくなったら、皮をむいてから調理します。

  T.O    

材料<brサツマイモ畑

<brサツマイモのつる

<brサツマイモのつるの煮もの

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