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きゃらぶき
“ 伽羅蕗 ”

フキ(蕗)とは
日本原産で平安時代から野菜として栽培されていると言われます。
蕗のカリウムは、体内の余分なナトリウムを排出して血圧を下げます。
カルシウムは、骨や歯を丈夫にして骨粗しょう症を予防します。
苦味は食欲を増進 食中毒を防止。
春から初夏にかけてが天然物の旬です。
5月、ちょうど季節ですので、きゃらぶきを作ってみました。
きゃらぶきとは、蕗(フキ)を伽羅色に煮付けた料理なのです。
保存がきいて箸休めやお茶漬けにとても重宝です。

材料
 @ふき  500g   A水    250cc  Bしょうゆ  150cc
 Cみりん 150cc  D砂糖  大さじ2  E鷹の爪   1本
 F細切り塩昆布 30g
 (出し昆布を刻んで作る方が正しいのでしょうが、市販の塩昆布を使うと味もよくなって便利です)
作り方
 @ふきがやわらかければ皮をむかなくても大丈夫。
 そのまま4cm長さに切って塩を入れた湯の中でゆで、そのあと水を取り替えながら1時間ほどアク抜きをする。
 A鍋に水と調味料をいれ、アク抜きして水切りしたふきを入れ火にかける。
最初は強火で沸騰してきたら弱火にして焦げ付かないように混ぜながら1時間位煮る。
 B煮汁が少なくなってきたら塩昆布をいれて、更に15分程煮汁がなくなるまで煮詰めて出来上がり。
  T.O      

材料<brふき

<brゆでて水切り中

<br「きゃらぶき」出来上がり

葉っぱも佃煮になります。
1.葉っぱは、アクが強いのでゆでてから水に一晩さらしておく。
2.水切りし、小さくきざんで、出汁と醤油とみりんシラス干しを入れて佃煮にします。
しょっと苦味があっておいしい。
春一番にフキの地下茎から出てくる花のツボミがフキノトウです。
フキノトウは、ふきの茎よりも栄養価が高いと言われています。

ふきのとう
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