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”栗の渋皮煮(和菓子) ”


新鮮な栗を渋皮煮にしてみましょう。
熱いうちにビン詰めにしておくと半年位は十分に持ちます。
重曹でアクを抜くので渋みはほとんどなく、お抹茶やお煎茶でどうぞ!!。
渋皮に含まれるタンニンは抗ガン物質だそうです。
栗の渋皮煮(和菓子)のレシピ
材料
 新栗(鬼皮のまま):1s
 重曹:大さじ山盛り2杯(2回に分けて使う)、渋皮が堅い場合はもう1杯
 シロップ用:水1リットル  砂糖 1s

栗の渋皮煮の材料

アクをすくい取る
作り方
 1) 鬼皮をむく(大きくて太い繊維は取っておくとアクが出にくい
 2) 栗が頭を出さない位に水を入れ、重曹大さじ山1を入れ、必ず水から煮始める。お湯から入れると 重曹の効果がない。
 3) 一煮立ちしたら火を弱め、アクを取りながら栗が踊らないようにコトコト10分煮る。
 4) 10分煮たら1回目の煮汁を全部捨てる。 すぐに流水中に栗を漬けて十分にさらす。(栗を乾燥させてはダメ) ここで栗を水から1個ずつ取り出してタワシで渋皮を軽くこすり、筋を取る。(くずれやすいので注意) きれいに洗う。
 5) 再び栗が頭を出さない位に水を入れ、重曹を入れて一煮立ちしたら栗が踊らないようにコトコト15分煮る。
 6) 煮汁を全部捨て、素早く流水につける。
 7) この時点で渋皮が充分に柔らかくなっているか確かめる。 まだ堅いようだったらもう一度5をくりかえす。 柔らかくなっていれば、たっぷりの水で芯まで柔らかくなるまでコトコト煮て、火を極弱火にして更に10分蒸らし煮する。
 8) 鍋を火から下ろし、流水を注ぎ煮汁を洗い流す。(柔らかい栗が空気にふれて割れるのを防ぐ。)
 9) 流水で栗の余熱が抜けてから1個ずつ取り出して水洗いする。
10) 栗を鍋に入れて砂糖と水を入れる。 砂糖が溶けて一煮立ちしたら火を極弱火にして5分ほどそのままにする。(決して煮立たせない)
11) 火を止め完了したらそのまま一晩寝かしておく。(冷蔵庫に入れない)
12) 長期保存の場合、翌日そのまま火にかけ、軽く沸騰させ、芯まで熱くなるまで煮る(煮続けないこと)。 火を止めてフタをせずに、鍋のまま更に一日置いておく。(水分を飛ばし糖度を上げるため。
 * * 長く保存したい時は熱いうちに瓶詰めにする。

熱いうちに瓶詰め

出来上がり
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