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国旗、国歌反対について


 本文面は、2011年6月29日 産経新聞 「談話室」に掲載されました原文です。
国旗、国歌問題でいつも不思議に思っていることがある。
国旗、国歌に敬意を払いたくないという人は、それがいやな戦争の記憶に結びつくからだという。
しかし実際にいやな戦争の記憶が残っている人は現在60歳を超えた人だと思うのだが、高齢者が国旗、国歌に反対というのは、私の知る範囲ではあまり聞かない。
私はあの悲惨な戦争の記憶はいやというほど体験しているが、国旗、国歌をいやだと思ったことはない。
むしろ旗は美しいと思うし、「君が代」を聞くと心が洗われる。
戦争に協力したことは強制されたことではなく自分の意志で、当時としては当然の国を思う心の現われだったと思っている。
 私は国歌、国旗に反対する人たちが以外に多いことに驚いている。
その人たちは外国の国旗、国歌に対してどう思っているのか、またオリンピックやワールドカップで「日の丸」が揚がると」いやな気分になるのだろうか。
 不思議なのは反対する人が、では国旗、国歌を別に作るのかというと、そうではないという。
ただ敬意を払いたくないというのはおかしいのではないか。
いっそほかのものに変えるという運動があるのならわからないではないが・・・


文責 牧戸 富美子   

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