□□|Topへ目次へ第2回親睦会の報告と来年の予定

令和2年度「かおる会」

令和2年度 「かおる会」
国友の鉄砲の作り方

令和2年10月13日
かおる会   
次回幹事  緒方 正文

 「2020年度かおる会親睦会」で、次年度「長浜で開催予定」の話から、「国友の鉄砲」の話が出ました。
「国友鉄砲鍛冶」の話はよく知られています。今年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』では、鉄砲作りの腕利きの鉄砲鍛冶・伊平次の村「国友」がたびたび出てきます。
「かおる会親睦会」で、初期の鉄砲の「銃身」や「ねじ」をどうして作ったのだろうと言う話が出ました。
翌日、図書館の資料を調べました。
 楠さんが仰っていたように、平板を丸く曲げて「荒巻」を作り、中に「真金」を入れて接合部を鍛接する。 次に鉄板(厚さ3o位)を継ぎ足して帯状にした「巻板」を作り、荒巻の外に2重に巻き付けて鍛える・・・とあります。 難しかったのは「尾栓ねじ」を作る事だったようです。「雄ねじ」は丸棒に鉄線を螺旋状に巻いてねじ山形にやすりで削った。銃身の後部の「雌ねじ」が難しく、より硬い雄ねじをねじ込んで外から叩いたとか。他の資料では赤熱した銃身に内部にねじ込み、外す作業を繰り返したとか‥‥色々鍛冶職人が工夫したようです。参考に資料のコピーを下につけました。

「国友鉄砲ミュージアム」では、鉄砲の作り方を映像でわかり易く説明しています。

※平均年齢が相当高い親睦会で、このような話題が出、徹底的に調べ切るのは、武智先生から教わった探求する魂が少しも衰えていないのが「かおる会」かもしれません。

以上

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