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  かおる会々員の皆様へ

平成19年度「かおる会」
総会無事終了の御礼

平成19年10月21日
かおる会
会 長: 木子 房二郎

 会員の皆さん2007年度総会は、10月19日皆さんのご協力のお陰で無事終えることができました。
 はじめての東京総会に皆さん、遠路遥々27名の方々にご参加頂き、幹事一同、安堵しました。
厚く御礼申しあげます。
 本年度の総会の主旨は、ご案内申しあげた通りです。
本年は、武智先生の20年忌と奥様の10年忌に当たることから東郷神社で行われた武智家の周年祭へ「かおる会」の代表が出席しました。
 総会後の懇親会に、ご長男 武智 弘 様を迎え、かおる会の皆さんが50年の長きに亘り先生を慕い昨年の大和ミュージアム訪問に続き20周年祭の参拝に対する御礼の言葉を賜りました。
先生が家訓として「忍」「恕」の色紙を残された事、「家庭を愛し、大切にされた」そして「仕事は、ことさら大事にされた」との逸話をご披露頂き感銘を受けました。
 明くる日(20日)、東京観光に先立ち会員一同揃って東郷神社の本殿に参詣、宮司の祝詞、お祓いを頂き、玉串奉奠、直会の儀、東郷神社の由来を拝聴しました。
きっと、先生は「よう来たのう」と皆さん一人ひとりの顔を眺めて懐かしそうに笑顔で応えて下さったように思えました。
 次いで靖国神社に参拝、遊就館では「温故知新」、合祀問題はどうなるのでしょうか。
東京の展望は、六本木ヒルズで、秋晴れの日差しをあびた市街、林立する新、旧のビル群、ほりえもんのマンション、国立新美術館もくっきりと俯瞰できました。これが今の東京です。計画の新東京タワーが完成するまでは、最も高い展望台でしょう。
それから黒川紀章の遺作となった国立新美術館は、「森の中の美術館」をコンセプトに設計されたそうで、館内のいたるところに世界の名作デザインチェアーが置かれていました。
オランダの画家フェルメールは「光と影」の表現で有名ですが、展示中の「牛乳を注ぐ女」は遺作が海外に流出する中、この名作を当時の文化相が国会で「国家の尊厳をかけて海外流出を防ごう」と演説したとの逸話があります。
バスを利用し、ゆっくり、ゆったりの観光を企図しましたが、皆さん、如何でしたか。
会長を務めたこの2年間を顧みると、昨年の広島総会、大和ミュージアム訪問は、広島の小松邑治さんの多大なご尽力とご支援に負うところが大きく厚く御礼申し上げます。
大岡さんは、会計、インターネット担当のみならず、広島、東京ともに、企画から、酷暑の中の実地踏査、実行計画、進捗の全般に亘りボランティアーとしてご活躍頂きました。その労を多とし感謝に耐えません。
そして、荻野さんは我々のBackBoneとして適切なアドバイスを頂きました。。やはり「かおる会」が存続し得ているのはこの方のお陰と多謝するものである。
谷口さんは、闘病中にも関わらず20周年祭に参加され頑張って下さった。ご快癒を祈ります。
 次期会長はじめ幹事も決まり、今後の運営はゆだねられました。御苦労様ですが宜しくお願いします。
企画についての意見として、ワンパターンでない新規性が出せないかと苦慮しましたので、昨年、小松さんの提案された会員の郷土めぐりの様な企画も面白いのではないか、会員皆さんのご提案を期待したい。いずれにしても、会の歴史を築きあげて来られたのは、ボランティアー精神を発揮してご尽力下さった歴代の役員の方々のご努力の賜物であり、一人でも多くご協力頂くことをお願い申しあげます。
 これからの人生「まさか」という坂があろうともお互い元気で乗り越えて生きましょ。う
 有難う御座いました。ご活躍を!

*武智 弘様 ご略暦
昭和07年 呉市、海軍官舎で誕生される
ご兄弟弟さん妹さんがおられます。
ご学歴昭和26年大阪府立北野高校卒業
昭和31年京都大学工学部冶金学科卒業
ご職歴昭和31年 八幡製鉄 入社
新日鉄君津製鉄所、八幡製鉄所各研究部長、 薄板研究センター所長、参与
(役員待遇)
福岡工業大学教授、同大学研究所長、工学部長、福岡工業短期大学学長、同大学理事、現在、評議員
       コンサルタント事務所:東京に開設、(鉄鋼、自動車関連の技術指導)
                                以上

以上   


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