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      先生に捧げる言葉

                           平成15年5月24日

祝 大阪工業大学機械工学科鋳物研究室創設50周年
恩師 故武智 馨先生を「語る会」
「先生への捧げる言葉」




 「武智 馨先生」 先生の教えを受けた学舎とお別れしてより久しくなります。
 本年は、鋳物研究室創設50周年にあたり、本日 大勢の同窓生および関係の皆様と、元気な頃の先生のご尊顔を拝しながら、こうして元気でむかえることになりました。

巷間では「親の心、子知らず」とか「孝行をしようと思った時は親はなし」とかもうしまして、先生にはお世話になるばかりの「不肖の生徒達」で、申し訳ありません。此処に改めまして先生へのお礼の言葉を申し上げいたと思います。

先生が残された多くの語録がありますが、なかでも
「恕」(じょ)の教訓話は人生第一の処世訓として、今も忘れておりません。
「恕」とは、判りやすく具体的に言えば「自分の欲しないことを人に押しつけない」という事であり[恕]が最高に発達すると「仁」となる。
「仁」とは、「人の欲することをその人にしてあげる」という事である。要するに「思いやりの心」を大切にしなさいと色紙にまで書いて教えて下さいました。

「武智 馨先生、本当に有り難うございました。」

 大阪工業大学で先生の教えを受けていた時代は、先生が偉大な日本の海軍技術大佐、鋳物技術他工業科学界の博士 大御所であられるとかあられたこととも知らないで 近づき学ばしていただき 実業界を経験してきた今頃になってあらためて 大変おそれ多い生徒であったことと恥ずかしく赤面する次第です。
 本日は 先生がご覧のとおり かっての生徒達の中にも結構年輩の者も多くなりました。
まだまだ壮健にて頑張っている者も大勢おります。
しかし、いつかまた 彼の岸でお逢いすることには なるとおもいますが いましばらくは そっとあたたかく 見守っていてください。


                   故 武智 馨先生を「語る会」実行委員長
                   平成15年度 「かおる会」会長
                    大阪工業大学 機械工学科 第6期卒業生
                     成 本 忠 晴


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