かおる会 会員便り
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秋は夕暮れ

 18期   藤田 恵治       

高い山では雪が降り冬支度の今日この頃となりました。

碧南で天気のよい日は、夕日が衣浦湾の向こうの山に落ちる。
もと碧海郡であった頃の碧南は松林の海浜で夕日の名所でした。
仕事を終えるころ地平線近くの太陽から西空や雲をも赤く染める。
やがて山を紅葉へと導く。

かおる会の一週間前に東海自然歩道から入鹿池の水行も愉しむ。
それは松茸のかおりがする優雅な一日行脚。
疲れが溜まらず身体に優しい比較的楽しい行脚でした。

10月9日(日)7:00自宅出発〜20:00帰宅。
JR中央線、定光寺8:55降車。
このとき降車した乗客で東海自然歩道に向う人は見当たらなかった。

いつかは行脚してみたいと思っていた「森と渓谷の歴史のふるさと」 と言われ、高尾山から箕面までの一部である東海自然歩道を『さあ、出発』。

すぐ玉野園地への登り御嶽神社で一休みしよとした時熊蜂がきて退散。
暫らく行くとそこの一部分では入山禁止札や鉄条網を施し、 赤松林があり、松茸の香りがしてきた。
それを嗅いだ途端に歩みが遅くなった。

春日井市、小牧市の一部、犬山市の各最北部を散策した。
途中では道樹山(429m)と弥勒山(437m)が高いところだ。
展望台から尾張一望を眺めることも出来た。

小牧市及び犬山市の産廃最終処分場が場違いな様相場面もある。
福田道路轄H場に隣接する所ではモトクロスカントリーと出会った。
樅の木キャンプ場に売店があり暖かいカップラーメンで空腹を癒した。

入鹿池では気持ち良く泳ぐこともできた。
犬山のかなり手前では秋のつるべ落としに遭い、 LEDライトでは何処に入るやら分からない状態になってしまった。
目的地;善師野を間違がえて老人の道案内に騙され闇夜の烏状態となり 犬山の一つ手前の名鉄広見線富岡前18:45に乗車して『終了』とした。
全工程、快晴に恵まれ、約34Km/9時間50分、時速約3.5Km/Hr。 快い疲れのちょうど限界点だった。

そして翌週、10月14日(金)は雨天の天気予報が外れ「かおる会」入鹿荘へ テニスと総会にやって参りました。

正午、犬山駅前まで楠先輩に迎えに来て頂き、お世話になり誠に有難し。
入鹿荘で落着いて昼食を取りろうと迎うが予約無いので食べさせて貰得ず、 官僚経営の食堂に閉口し、明治村前へ出かけて丼にあり付いた。

いよいよ楠様・菅沼様・吉田様の大先輩とテニスを興じ愉しむことになる。
ネットを張りストローク練習を始めて驚かされた。
妊娠中の吉田先輩は無理をしないテニスで、ダブルスで充分愉しめた。
楠先輩と菅沼先輩はサービス・ストロート・ボレーと何れも厳しいプレーで 翻弄させられ精一杯挑んで全くの互角。
ダブルス・シングル試合では疲労困憊にさせられました。
一回り先輩の頑健な体力とテニス技量には恐入りました。

入鹿荘で風呂に入って、総会即食事を取りながら懇親会です。
これが「かおる会の楽しみ」の一つです。
「かおる会」の先輩方々は誠に素晴らしい兄貴達です。
会うたびに仲間として頂き人生が豊かになる思いです。
いいものです。「かおる会」は素晴らしい。。「かおる会」は有難きかな。

翌日は、参加者の殆んどの先輩が明治村へ出向かれました。
35〜50年程前にタイムスリップし恩師武智先生のことが思い出されました。
懐かしい限りです。

一年後の再会を目して散会となる。
そして雨は本格的に降り始めた。
山本先輩;幹事様に大変お世話になり誠に有難う御座いました。
知立駅まで送って頂いた江見先輩;会計様に感謝感謝の次第です。

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