かおる会 会員便り
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1ヵ月遅れの初詣
豊川閣妙(みょう)厳寺(ごんじ)

11期 江 見 章 臣  

 かおる会諸兄の皆さん、如何お過ごしでしょうか?
 11期卒の江見です。小生、岡崎市大和町の地元で飲んべーが集まる「大和葵会」という会があり、これに入っています。この会は年に4〜5回、飲み会にかこつけた行事を実施しています。
今回、会員19名で2月6日 愛知県豊川市の豊川稲荷に1ヵ月遅れの初詣に行ってきました。世上に知られる「豊川稲荷」は全国的にも有名で、正式には「豊川閣妙(みょう)厳寺(ごんじ)」という曹洞宗のお寺で、嘉吉元年(1441年)11月22日東海(とうかい)義(ぎ)易(えき)禅師(ぜんし)の開創だそうです。
また、当山直轄の東京・赤坂には「豊川稲荷分院」があり、江戸の名奉行と称される大岡越前守忠助公が生涯守護神とされる尊像が祀られているとのこと。

寺院なのに「稲荷」とは???
豊川閣妙(みょう)厳寺(ごんじ)には、ご本尊に法祖寒巌義尹(かんがんい)禅師(ぜんし)(第84代順徳天皇の第3皇子)伝来の千手観音菩薩が安置されており、境内に鎮守として法祖が感得された善神「豊川?枳(だき)尼(に)真天(しんてん)」(稲穂を荷い白狐に跨り給う端麗なお姿)が祀られている。この神は霊験あらたかな仏法守護の善神であり、広く「豊川稲荷」と呼ばれるのはこの所以だそうです。

パワースポット"狐塚"の紹介
平成24年にテレビ番組で「パワースポット」として「豊川稲荷狐塚」が紹介されたそうです。本殿より右奥へ両側に祈願の千本幟が立ち並ぶ参道を進んで行くと突き当りに赤い前掛けをした狐像が林立。その数800体以上もあってとても壮観。パワースポット! なるほど! でした。


日本一古い現役ポスト 紹介
豊川稲荷の立願所(ご祈祷受付所)の前にある昔懐かしい赤いポストが目に入った。
近づいてみると、なんと現役のポストであった。 こんなところに懐かしのポスト。かおる会諸 兄に紹介しようと思い一枚パチリ。由緒がいろいろと書いてある中、現在も活用されているポストで最も古いものであると表示されていました。
また、このポストから発信するために、わざわざ県外から投函しに来る人がいるそうです。

今回のレポート、初詣の報告と言いながらお参りの趣旨をそっちのけで、自分が興味を注がれたまとまりのない内容になってしまいました。この歳になっても知らないことばかりで、世間を知る楽しいお参りになりました。

了      

平成29年2月6日     

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