かおる会 会員便り
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”知立八橋 かきつばたまつり”

11期 江 見 章 臣  


 かおる会諸兄の皆さん、ゴールデンウイーク如何お過ごしされましたでしょうか?
 11期卒の江見です。小生のゴールデンウイークは暇で時間を持て余しました。隣町の知立市八橋にある無量寿寺の“かきつばたまつり”にちらっとだけ行ってきました。
知立市は、昔は池鯉鮒(ちりふ)宿と呼ばれ、東海道五十三次の39番目の宿場でした。
江戸の日本橋から約330kmで、岡崎宿―池鯉鮒宿―鳴海宿と続きます。歌川広重の「東海道五十三次」にも描かれています。
江戸時代以前は鎌倉街道の宿場町でもあり、大昔からの交通の要所でした。
知立市八橋の無量寿寺(むりょうじゅじ)は、臨済宗妙心寺派の寺院で、奈良時代の慶雲元年(704年)の創立と云われています。
平安時代の歌人在原業平が「東下り」のおり、「カキツバタ」の5文字を句頭に入れて『からころも きつつなれにしつましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ』と詠んだ八橋は、伊勢物語の昔から広く知られるかきつばたの名勝地です。


無量寿寺


無量寿寺


 敷地13,000uの庭園内には、3万本が生息し、5,000uの池一面に咲きそろう5月初旬が見ごろで、心静かに楽しませてくれました。

平成28年5月10日     

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