”伊良湖岬の旅”
(その2/3)
6期 成 本 忠 晴
ロマンチックな岬を巡る 「名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実一つ」と藤村にうたわれ 多くの文人に愛されてきた伊良湖岬、ロマンッチクな風景がわたしを誘う。 「恋路ケ浜」を通って白亜の灯台まで歩きましょうか、 自転車に乗って花咲く岬を巡りましょうか。 |
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「伊良湖 サイクリング ロード」 「伊良湖旅客ターミナル」から古山を回って太平洋沿いを走る14kmのサイクリングロードは、恋路ケ浜、日出の石門、椰子の実記念碑などを眺めながら快適なサイクリングが楽しめます。 また美観性に優れていることから、「日本の道100選」にも選ばれている。三河湾国定公園の一部です。 ホテルを出て「伊良湖岬灯台」を見学すべく、伊勢湾海上交通センター(海上保安庁事務所)の前の駐車場に車をとめて歩くことにした。 願いのかなう鍵、「日本の道100選」モニュメントのまえを通って灯台のある半島先端へとすすんでいくと、なだらかな坂道の途中に「慰霊碑」を見つけた。 第二次世界大戦で世界の大海で戦死した英霊の御霊を慰霊する大きな慰霊碑をみて黙祷をささげた。 「万葉の歌碑」は山の頂上にちかく息切れを覚えたので、海岸へと石段を下って灯台を見ることにした。 海岸通りは沢山の石で防波堤を作りその内側を舗装した遊歩道として岬のまわりを遊歩できるように作ってあり其処に旧灯台が波打ち際にどんと突っ立っている感じでありました。 現在の灯台は山頂に電飾光を放って堂々とたっています。 |
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旧灯台の説明: 昭和4年11月20日建設、当初光源はアセチレンガス、昭和35年3月電化し現在名古屋海上保安部の遠隔監視 位置:北緯34度34分、東経137度。 等級及び灯質:4等、等明暗白光、明3秒暗3秒。 光度:一万七千カンデラ。 光達距離:12.5海里(約23km)。 高さ:地上〜14.8m、水面〜15.5m。 伊良湖岬の観光名所は、サイクリング満喫コースとして紹介されています。 「伊良湖岬灯台」→「万葉の歌碑」→「恋路ケ浜」→「椰子の実記念碑」「日出の石門」→「伊良湖東大寺瓦窯跡」「初立池公園」→「休暇村伊良湖」→「糟谷磯丸園地」→「菜の花畑」「柳田国男逗留の地碑」→ 「芭蕉の句碑」→「伊良湖旅客ターミナル」「椰子の実博物館」など。 天候もだいぶ怪しくなり時間も午後3時ころとなったので帰路についた。 途中「体験型のテーマパーク 農業公園」がありました。四季おりおりの花が楽しめるのもいいです。 入園は無料です。 名称:「サンテパルクたはら」 住所:〒441-3432愛知県田原市野田町芦ケ池8 電話:0531-25-1234 開園時間:午前9時30分〜午後6時 休演日:毎週月曜日 |
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