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かおる会 会員便り


 "我が家の周りにも、春来たるらし” 

6期  谷口 啓治   

 啓蟄が過ぎて、アチコチで"夏日なり"との情報が飛び交いだした。
よく観察すると、我が家の周りにも春の兆しが顕れている。
狭い庭に梅の雑木がふた株ほどあるが、そのうちの二本に花の蕾のほころびが認められた。
写真に示したようにとても小さくて見栄えがしないが、間違いなく誇らしげに春を告げている。
実が沢山生れば、梅干し用に利用出来て助かるが、枝ぶりからして一寸無理と思われるので、精々"香り"を楽しもうと思っている。
ナントカのひとつ覚えで、家の周りの側溝の上や、畑にスカシ百合を主体としたユリ軍団を栽培しているが、寒さの所為か南側を向いたスチロールの仮鉢などの分だけがヤッと芽を吹いた。
実際は三個の芽が出ているが、いちばん右のヤツは女房作のバラの葉っぱに覆われていて見えない。
これらの三個の芽は日増しに大きくなっている。
 この百合の新芽の行く末はどうなるか、早手回しに見てみよう(写真3)。
写真に示したのは、一昨年のスカシ百合で、家の東側の側溝の上に咲いた様子を写した古いスナップである。
例年そうであるが、咲く時期は、6月中旬・筆者の誕生日の前後であり愛おしい限りであり、散歩人の「綺麗ですネー」と言うお世辞に返す言葉にもそのことを付け加えるのが常である。
 これらの百合は、大体は畑で育ったものを中心に"切り花"にして 新仏の出来た近隣の家やお世話になっている医院に提供して喜んで?もらっている。
今年は出来が良くないようなので少し心配ではあるが・・・。

 春なのに、PS2.5とか、黄砂塵が吹き付けているらしい。昨日・3月9日朝、マイカーの窓ガラスボンネットや屋根が、きな粉餅のよう。
宇都宮気象台にTEL.したが、「そうですか」ナンテ寝ぼけた答えがあるのみだった(その後、宇都宮市、栃木県などのHPを開いて降塵状況が掲出されてあることを確認)。

春だから、かナー
我が家の七人の孫たち。年長の女子が大学進学を決めた。当初の希望校にはズーッとほど遠いものの、本人が選んだので佳しとしよう。
上から五番目の男子が、中学校一年生に進学を決めた。昨年の夏ごろから「中学校から来てもよいと言う手紙は来たか?」とか からかっていただけに、爺さんとしては「いと嬉し」の心境である。
後は、幼稚園年長さん、小2、中3(二人)、高2への進級である。
加えて、我らが三人娘の内の一人の婿さんが 勤めている某生命会社の「執行役員」に任ぜられたとの報。
これが哀しい筈はない。
春だから、かナー
 以上、春の嵐にもみくちゃにされた頭で、お許しください・・・アハハハ!                 平成25年 3月10日


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